569.環境が合えば、自然に広がる(庭に咲いた名も知らぬ花から教わったこと)

雨の中、井戸の横を歩いていると、赤い見慣れない花が目に留まりました。

昨年あたりから自然に生え始めた花です。

自分で植えた覚えはありません。

それなのに今年も咲き、気がつけば昨年より少し仲間が増えていました。

誰が運んできたのでしょう。

風でしょうか。

鳥でしょうか。

それとも、何年も前から土の中で眠っていたのでしょうか。

理由は分かりません。

でも、一つだけ思ったことがあります。

この場所が、この花に合っていた。

後で調べてみると、この花はサンゴバナという、中南米を原産とする植物でした。

鮮やかな赤い花が珊瑚(さんご)のように見えることから、その名前が付けられたそうです。

花言葉は、

「きらめき」
「情熱」
「温かい心」

遠い南米で生まれた花が、今こうして自分の庭で咲いていると思うと、不思議な気持ちになります。

どうやってここへ来たのでしょうか。

誰かが昔植えたものなのか。

鳥が種を運んできたのか。

風が連れてきたのか。

その答えは分かりません。

でも、この場所が気に入り、ここで根を張り、昨年よりも少し仲間を増やしていました。

植物は、自分に合う環境では、無理に背伸びをすることなく、自然に広がっていく。

その姿が、とても印象に残りました。

努力だけでは育たないものがある

人も同じなのかもしれません。

うまくいかないとき、

「もっと努力しなければ」

「もっと頑張らなければ」

そう思うことがあります。

もちろん努力は大切です。

でも、それだけでは説明できないこともあります。

安心して話せる人がいる。

応援してくれる人がいる。

失敗しても挑戦できる空気がある。

そんな環境では、不思議と力が発揮できることがあります。

反対に、どれだけ能力があっても、自分らしくいられない環境では、本来の力を出し切ることは難しいのかもしれません。

Well-Being Spiralも環境から始まる

Well-Being Spiralを考えていて感じるのは、

人は一人だけで成長するものではないということです。

自分を支えてくれる人。

安心できる場所。

励ましてくれる言葉。

そんな環境があることで、挑戦する勇気が生まれ、続ける力になっていきます。

環境は、自分を変えるものではありません。

本来持っている力を、自然に引き出してくれるものなのだと思います。

花は、何も語らない

庭に咲いた名も知らぬ花は、何も語りません。

それでも、その姿を見ていると、

「環境が合えば、自然に広がる。」

そんなことを静かに教えてくれているようでした。

もし今、思うように進めないことがあるなら、

自分を責める前に、

今いる環境を少し見つめ直してみる。

そんな時間があってもいいのかもしれません。


この言葉が、必要な人に、必要な時に、届きますように・・・

今日も佳き日に

コーチミツル

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