きっかけは「脂肪肝」
健康診断で「脂肪肝の兆候があります」と毎回のように言われます。(苦笑)
遺伝のせいか??お酒が好きで、仕事帰ったときや次の日が休みの夜は
「今夜は飲もう」と考えるだけで心がほぐれます。(いつもじゃん)
休みの日に家族が集まって昼から飲めると決まった瞬間は、
その想像だけで幸せを感じるほど。
でも、脂肪肝と聞くとさすがに考えます。
最近は夕食後にもお酒が欲しくなった時、
**トマトジュースを炭酸で割った“なんちゃってカクテル”**で気持ちを満たすようにしています。(あ、3日目です)
脂肪肝ってどんな状態?
鶏肉の皮の下に白い脂が層になっている、
そんなイメージを持っていましたが、実際は違いました。
脂肪肝とは肝細胞そのものの中に中性脂肪がたまる状態。
飢餓に備えてエネルギーを蓄える体の仕組みが、
食べ過ぎ・飲み過ぎの現代では裏目に出てしまうのです。
アルコールは脂肪肝を悪化させる二つの要因になります。
- 分解時にNADHが増え、脂肪酸から中性脂肪が作られやすくなる
- アルコール代謝が優先され、脂肪を燃やす作業が後回しになる
「週14ドリンク」って何?
米国肝臓学会などでは、週14ドリンク以上の飲酒が脂肪肝リスクを高めると報告されています。
ここで言う「1ドリンク(1ユニット)」は、純アルコール約14gを指します。
日本の代表的なお酒に換算すると、およそ次の量が1ドリンクです。
- ビール(5%)…350ml缶 1本
- 日本酒…1合(180ml)
- ワイン…グラス1杯(120ml)
- 焼酎(25%)…グラス半分弱(90ml)
つまり「週14ドリンク」とは、
ビール350mlを1日2本弱×7日=約5リットルに相当します。
脂肪肝を防ぐためには
- 男性は週14ドリンク以下
- 女性は週7ドリンク以下(体格差を考慮した目安)
これを超えない飲酒が一つの基準とされています。
できれば週に2日は休肝日を設けることが肝臓の回復につながります。
今ならまだ戻せる
脂肪肝は可逆的な段階であれば、
食事・運動・飲酒習慣の改善でおよそ3か月で改善が見られると報告されています。
- 体重の5〜10%減量で肝脂肪が30〜50%減った例
- 週150分のウォーキングや軽い筋トレ
- 週2日の休肝日や断酒
放置すると「脂肪肝 → 脂肪肝炎(NASH) → 肝硬変」と進み、
肝硬変になると元に戻らない場合もあると言われています。
今が引き返せるチャンスです。
補足:トマトジュースというやさしい選択
お酒を控えたい夜、代わりに飲んでいるのがトマトジュース+炭酸。
伊藤園の「充実野菜 理想のトマト」は機能性表示食品で、
トマト由来のGABAには睡眠の質を高め、一時的な精神的ストレスをやわらげる機能が報告されています
と届出されています。
海外の研究でも、就寝前にトマトを食べたグループで
睡眠の質が改善したという報告があります。
もちろん個人差はありますが、**寝酒より“寝トマトジュース”**の方が
肝臓にも睡眠にもやさしい習慣になりそうです。

まとめ
・脂肪肝は早く対応すれば3か月ほどで回復可能
・男性は週14ドリンク以下、女性は週7ドリンク以下が目安
・休肝日をつくることが肝臓を守る第一歩
・夜のリラックスタイムには炭酸割りトマトジュースが代わりのご褒美に
お酒好きの楽しみを完全に手放さなくても、
“夜の一杯”を工夫するだけで体はしっかり応えてくれる――
そんな希望を持って、今日も肝臓にやさしい一日を過ごしてみませんか。
今日も佳き日に
コーチミツル
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