28.行動変容(こうどうへんよう)って言葉を聞いたことありますか?

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行動変容(こうどうへんよう)って言葉を聞いたことありますか?

2025年も半月過ぎましたが、新年にあたり、皆さんは自分の目標に向かって何か動き出されておられますでしょうか?

さて、冒頭の行動変容という言葉、一般的にはあまり聞き馴染みがないと思いますが、コーチングでは結構使います。ただ、仮に知らなくても読んで字のごとしで、何となくわかっていただけるのではないかと思います。今日はその行動変容についてお話しします。

行動変容というのは、もともと、1980年代に禁煙を促す方法を研究するなかで医療用語として生まれ、その後は、健康維持や感染症予防などの場面で活用されてきましたが、近年ではビジネス(もちろんコーチングでも)においても取り入れられるケースが増えています。

次に行動変容の4つの種類とその例示を考えてみました。

次に行動変容の4つの種類とその例示を考えてみました。
(1)新しい行動を始める…今年は標準体重に戻すためピラティスを始める。
(2)過去に経験した良い行動を再開する…毎朝本気でラジオ体操をする。
(3)好ましくない行動をやめる…タバコを吸うのをやめる。
(4)行動を修正する…寝不足を感じていたので5時間睡眠を8時間睡眠にする。

もう少し詳しく言うと、行動変容とは、人の考え方や想いが自分の中で変化し、それに伴って行動や習慣が変化した結果、その変化が定着していく一連の流れのことを言います。なので、一時的に行動を変えても定着しないと行動変容が起きたとは言えないという訳です。3日坊主では行動変容とは言えませんね。

また、行動変容には行動変容ステージモデルと呼ばれる5つのステージがあります。

また、行動変容には行動変容ステージモデルと呼ばれる5つのステージがありますが、体重増加を例にとって考えてみましょう。
(1)無関心期…体重が増加して検査でも警告が出ているけど普通に生活できているのでまあ良いかと感じている時期。
(2)関心期…検査数値も変わらず良くないが身体の不調も出てきて、身体の不調に関するテレビ番組、インターネットや雑誌の記事などをついつい目で追ってしまう時期。
(3)準備期…行動を変えることによって制限のない健康的な状態まで想像ができ、その具体的な取り組みが見えてきた時期。
(4)実行期…具体的な取り組みを実行し、健康的な状態になりつつある時期。
(5)維持期…具体的な取り組みが日常生活の中で溶け込み、健康的な状態が続き、理想的な体重が保たれている時期。

今日は、行動変容についてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか?

今年、貴方が行動変容したいと思っていることは何ですか?

それができるとどんな素晴らしいことが起きますか?

今日も佳き日に
コーチミツル

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