Well-Being Spiral Series

継続というもう一つの本質
これまで、「受け入れること(Well-Comism)」「行動し続けること(Well-Done)」「支えること(Well-Wisher)」について見てきました。
今回は、そのすべてを支える要素とも言える「続けること」について考えてみたいと思います。
イチロー氏について
イチロー氏 は、日米通算で4000本以上の安打を記録した選手です。
日本では「安打製造機」と表現されることもありますが、これは正式な呼称というよりも、
高い打率と安定したヒットの量産を象徴する表現です。
一方、メジャーリーグでは
“The Hit King(ヒットキング)”
“Pure Hitter(純粋な打撃職人)”
などと評されることがあり、
特に「安定した打撃技術」と「再現性の高さ」が評価されてきました。
ルーティンという仕組み
イチロー氏の特徴としてよく知られているのが、徹底したルーティンです。
打席に入る前の一定の動き、ウォームアップ、準備の流れ。
それらは毎回ほぼ同じ形で行われていました。
また生活面でも、
試合時間から逆算して生活リズムを整え、
起床・食事・練習・休養の流れを固定していたとされています。
これは単なる習慣ではなく、
「毎回同じ状態で臨むための仕組み」
でした。
小さな積み重ねの具体例
イチロー氏は、高校時代について次のように語っています。
「僕は高校生活の3年間、1日10分ですが、寝る前に必ず素振りをしました。」
(出典:『致知』インタビュー)
一見すると短い時間ですが、
それを毎日欠かさず続ける。
この積み重ねが、
後の大きな差につながっていきます。
また試合に出られない時期であっても、
走り込みや基礎練習を継続し、
準備を怠らなかったことも知られています。
継続に関する言葉
イチロー氏は、継続について次のようにも語っています。
「小さなことを重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道だと思っています。」
(出典:2011年 インタビュー/報道各種)
この言葉は、
特別な才能ではなく、
日々の積み重ねこそが結果を生む
という考え方を示しています。
イチロー氏は、その功績を称えられ、先日シアトル・マリナーズの
本拠地T-Mobile Park前に銅像が設置されました。
除幕式には、弓子夫人と愛犬の姫弓も同席し、
家族とともにその瞬間を迎えています。
当日は、銅像のバットが折れるという思いがけない
ハプニングもありましたが、イチロー氏は笑顔で受け止め、
「何が起こるか分からないのが人生」
という言葉を残しています。
この出来事もまた、結果だけではなく、
👉 積み重ねてきた時間そのものが評価された象徴
と言えるのかもしれません。
盗塁に見るもう一つの継続
イチロー氏は打撃だけでなく、
通算500盗塁以上を記録するなど、
走塁面でも高い成果を残しています。
盗塁は一瞬の判断と技術が求められますが、
その裏には、
スタートのタイミング、投手の癖の分析、
反復された走塁練習があります。
ここにもまた、
「継続された準備」が見えてきます。
ルーティンの意味
なぜここまでルーティンにこだわるのか。
それは、
毎回同じパフォーマンスを発揮するためです。
試合ごとに調子に左右されるのではなく、
常に一定の状態で臨む。
そのために、
日常の行動を整えているのです。
Well-Doneの先にあるもの
ここに、「行動し続けること(Well-Done)」の次の段階が見えてきます。
それは、
行動を習慣にすることです。
意識しなくてもできる状態にすることで、
継続は特別な努力ではなくなります。
スパイラルの中で
同じことを繰り返しているようでいて、
少しずつ精度が上がっていく。
同じ日常の中で、
少しずつ自分が変わっていく。
それは、
スパイラルの中で起きている変化そのものです。
最後に
続けることは、
特別な才能ではなく、
仕組みで作ることができるのかもしれません。
そして、
小さな積み重ねを続けることで、
結果はあとからついてくる。
それが、
イチロー氏の示してくれた道なのだと思います。
【出典】
イチロー
『致知』インタビュー記事
MLB公式記録(通算安打・盗塁)
各種報道・インタビュー
この言葉が、必要な人に、必要な時に、届きますように・・・
今日も佳き日に
コーチミツル
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