
人生には、
「なぜ、自分だけ…」
と思ってしまうような出来事があります。
理不尽。
苦しみ。
孤独。
もし自分だったら、
恨み続けてしまうかもしれない。
今回は、
ネルソン・マンデラ(ネルソン・マンデラ) の人生から、
“本当の強さとは何か”
について考えてみたいと思います。
人種差別と闘った男
ネルソン・マンデラは、
南アフリカ共和国の元大統領です。
当時の南アフリカでは、
アパルトヘイトと呼ばれる
人種差別政策が行われていました。
黒人と白人が、
法律によって分けられ、
- 住む場所
- 教育
- 仕事
- 権利
までも制限されていた時代です。
マンデラは、
その差別に対して声を上げ、
平等を求める活動を続けました。
27年間の投獄(とうごく)
しかしその活動によって、
国家反逆罪(こっかはんぎゃくざい)などに問われ、
逮捕されます。
そして、
27年間もの間、
刑務所で過ごすことになりました。
27年。
想像を超える時間です。
しかも、
過酷な環境だったと言われています。
普通なら、
- 憎しみ
- 怒り
- 復讐心(ふくしゅうしん)
が強くなっても不思議ではありません。
マンデラが27年間の投獄を経て釈放されたのは、
71歳の時でした。
普通なら、
人生を諦めても不思議ではない年齢かもしれません。
それでも、“赦す”ことを選んだ
しかし、
釈放(しゃくほう)された後、
マンデラは復讐ではなく、
「和解」
を選びました。
白人を追い詰めるのではなく、
「共に未来を作ろう」
と呼びかけたのです。
これは簡単なことではありません。
むしろ、
ものすごい強さが必要だったと思います。
その後、75歳で大統領となります。
本当の強さとは何か
自分たちは時々、
「強い人=負けない人」
のように考えます。
でもマンデラを見ていると、
“受け入れる力”
も、
強さなのではないかと思います。
もちろん、
理不尽を肯定するわけではありません。
ただ、
「憎しみだけで終わらせない」
という選択です。
これは、
Well-Comismにも通じる感覚があるように思います。
人生後半で見えてくるもの
若い頃は、
- 勝つこと
- 認められること
- 正しさ
を求めることがあります。
でも人生経験を積むうちに、
「人を傷つけ続けても、
本当の幸せにはならない」
と感じることがあります。
マンデラは、
苦しみを経験したからこそ、
“分断ではなく、共存”
を選んだのかもしれません。
一周回って、自分に戻る
還暦(かんれき)は、
干支(えと)が一周する節目。
でも、
同じ場所に戻るわけではありません。
苦しみも、
失敗も、
孤独も経験した上で、
もう一度、
「人としてどう生きたいか」
を考え始める。
それは、
円ではなく、
螺旋(らせん)のような人生です。
最近、自分自身も、
「正しさだけでは、
人はつながれないのかもしれない」
と感じることがあります。
コーチングでも、
地域活動でも、
人間関係でも。
相手を変えようとするだけでは、
うまくいかないことがあります。
でも、
「まず受け止める」
ところから、
何かが変わることがある。
そんなことを、
少しずつ感じています。
本当の強さとは、
相手を打ち負かすことではなく、
“それでも人と共に生きようとする力”
なのかもしれません。
この言葉が、必要な人に、必要な時に、届きますように・・・
今日も佳き日に
コーチミツル
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