
今回、
「一周回って、自分に戻る」
というテーマで、
人生後半に輝いた人たちについて書いてきました。
- カーネル・サンダース(65歳からの挑戦)
- 伊能忠敬(いのう ただたか)(55歳から日本を歩いた男)
- 葛飾北斎(かつしか ほくさい)(70歳、まだ未熟だと言った絵師)
- 安藤百福(あんどう ももふく)(58歳から世界を変えた発明)
- ネルソン・マンデラ(71歳から始まった“赦し”の人生)
こうして並べてみると、
ある共通点が見えてきます。
「遅かった」のではなく、「熟していた」
自分たちはつい、
- 若いうちに成功しなければ
- 早く結果を出さなければ
- もう歳だから遅い
と考えてしまうことがあります。
でも今回の人たちは、
人生経験を積み重ねたからこそ、
本当にやりたいことに近づいていった
ように感じます。
それは、
単なる“遅咲き”ではなく、
“熟していった”
という表現の方が近いのかもしれません。
人生は、一直線ではない
学校。
仕事。
結婚。
出世。
引退。
人生を、
そんな一直線の流れで考えてしまうことがあります。
でも実際は、
- 遠回りしたり
- 立ち止まったり
- 失敗したり
- 迷ったり
しながら進んでいきます。
そして不思議なのは、
後になって、
「あの経験が、今につながっていた」
と感じることがあることです。
一周回って、自分に戻る
還暦(かんれき)は、
干支(えと)が一周する節目。
昔の人は、
そこに
「生まれ直し」
という意味を込めました。
でもそれは、
単純に“元に戻る”のではなく、
経験を積み重ねた上で、
もう一度、
自分自身に戻っていく感覚なのかもしれません。
それはまるで、
同じ場所を回っているようで、
少しずつ高く登っていく
“スパイラル”のようです。
Well-Being Spiralという感覚
自分は最近、
人生は、
「Loop(ループ)」ではなく、
「Spiral(スパイラル)」
なのではないかと感じています。
同じ悩み。
同じ失敗。
同じテーマ。
でも、
以前とまったく同じではない。
経験を積んだ分だけ、
少し見える景色が変わっている。
少し深くなっている。
心柱(しんばしら)は、変わらないもの
今回のシリーズを書きながら感じたのは、
人は年齢とともに、
外側は変わっていっても、
“心の中心”
のようなものは、
ずっと残り続けるのではないか、
ということです。
それが、
自分の中で考えている
「心柱(しんばしら)」に近い感覚です。
若い頃には見えなかったものが、
人生経験を積むことで、
少しずつ輪郭を持ち始める。
だから人生後半は、
“終わり”ではなく、
“本来の自分へ近づいていく時間”
なのかもしれません。
最近、
自分自身も、
若い頃にはわからなかったことが、
少しずつ見えてきた気がしています。
コーチング。
音楽。
地域活動。
Well-Being。
全部別々だったものが、
最近になって、
一本の線につながり始めています。
もしかすると人生は、
「何者かになる」
旅ではなく、
「本来の自分に戻っていく」
旅なのかもしれません。
この言葉が、必要な人に、必要な時に、届きますように・・・
今日も佳き日に
コーチミツル
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