スーパーでの何気ない場面。
欲しい商品がある棚の前で、
店員さんが丁寧に陳列を整えておられました。
自分は、
「今取ったら申し訳ないな」と思い、
一度その場を離れました。
数分後に戻ると、
まだ整えておられる。
そこまで待つ時間はないか・・・
少し迷ったあと、
「せっかく整理されているところですが、買わせてください」
そう断って商品を取りました。
店員さんは、
「どうぞどうぞ」と笑顔で答えてくれました。
目的は何か?
その後レジで会計を済ませ買い物袋に商品を入れながらふと考えました。
スーパーの目的は何か。
・棚を美しく整えることか
・お客さんに商品を買ってもらうことか
もちろん、
商品陳列のため棚を整えることも大切です。
でもそれは目的ではなく、
「売るための手段」です。
自分は一瞬、
店員さんの手段を守ることを優先して、
スーパーとしての目的を忘れかけていました。
なぜ躊躇したのか?
自分はおそらく、
・整っている状態を壊したくない
・邪魔をしたくない
・迷惑をかけたくない
そんな気持ちが働いたのだと思います。
それ自体は悪いことではありません。
でも、
本来歓迎される行動まで遠慮してしまうと、
それは「過剰な配慮」になります。
これは日常にも起きている
この構造、
実はあらゆる場面で起きています。
・会議の形式を守ることが目的になっていないか
・資格取得が目的になって、本来の学びを忘れていないか
・体裁を整えることに集中して、本音を言えていないことはないか
手段が磨かれるほど、
それが目的に見えてくる。
ここに落とし穴があります。
整えることの意味
棚を整えるのは、
お客さんが気持ちよく買い物できるため。
では自分が商品を取ることは、
その目的に反しているでしょうか?
むしろ目的を達成しています。
整える行為と、
買う行為は対立していない。
どちらも同じ方向を向いている。
この視点を持てるかどうかは大きい。
今日の学び
あの数分間は、
自分の中の「目的と手段のズレ」を見せてくれました。
遠慮は美徳かもしれません。
でも、
目的を見失うほどの遠慮は、
少しもったいない。
今日の出来事は小さなことでした。
でも、
自分はいま、
何を目的にしているのか?
あなたの中で、
手段が目的になっているものはありませんか?
この言葉が、必要な人に、必要な時に、届きますように・・・
今日も佳き日に
コーチミツル

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