
先日、地元・玉造温泉で開催された「タマステージ」で、ビッグバンドの演奏をしました。
最近、自分には少し気になっていることがありました。
トランペットを吹いていると、どうも音がかすれる。
本番では特にそれを感じることがあり、自分では、
「やっぱり緊張しているのかな」
と思っていました。
演奏を聴きに来てくれたプロの友人
昨日の演奏には、友人たちと一緒に山口くんも聴きに来てくれました。
大阪市音を退団した後も演奏を求められ、今もホルン奏者として活動している人です。
そんな彼が演奏を聴いたあと、自分たちのラッパについて話してくれました。
「なみのすけもそうだけど、アパチュアが大きくなっているように聴こえる」
というのです。
アパチュアとは、金管楽器を吹く時に唇の間にできる、息の通り道のことです。
そこが大きくなりすぎると、息のスピードが十分に上がらず、音にも影響してくる。
そして彼は、
「そこを改善できると思う。伸びしろあるよ」
と言ってくれました。
「緊張のせい」が「改善できる」に変わった
この言葉は、自分にとってかなり嬉しいものでした。
それまで自分は、音がかすれるのを「本番だから」「緊張しているから」と考えていました。
もちろん緊張の影響もあるのかもしれません。
でも、「アパチュア」という技術的な視点を教えてもらったことで、
改善できるかもしれない。
と思えるようになりました。
原因が自分ではどうにもならないものだと思っている時と、練習によって変えられるものだと分かった時では、同じ課題でも見え方がまったく違います。
課題があることは、悪いことではない
「ここができていない」
と言われると、普通は少し落ち込むものかもしれません。
でも昨日は逆でした。
「ここを変えれば、もっと良くなる」
と言われたように感じたのです。
そして最後の、
「伸びしろあるよ」
という言葉。
これは大きかった。
今の演奏が完成形ではない。
まだ変われる。
まだ上手くなれる。
60歳を過ぎてからでも、トランペットにはまだ自分の知らない世界がある。
そう思うと、なんだか嬉しくなりました。
「できていないところ」は未来の可能性
考えてみれば、これは音楽だけではないのかもしれません。
仕事でも、人生でも、自分の課題を指摘されることがあります。
その時、
「自分はダメなんだ」
と受け取ることもできる。
でも、
「ここに伸びしろがあるんだ」
と受け取ることもできます。
できていないことがあるということは、まだ成長できるところが残っているということでもあります。
そして、自分では見つけられなかった伸びしろを、誰かが見つけてくれることもあります。
人は、可能性を伝えてもらうと動きたくなる
山口くんは、単に「アパチュアが大きい」と指摘しただけではありませんでした。
改善できる可能性まで伝えてくれました。
そして、
「伸びしろあるよ」
と言ってくれた。
課題を伝えることと、可能性を伝えること。
同じことを指摘していても、この違いは大きいと思います。
人を育てたり、誰かを支えたりする時にも、大切なことなのかもしれません。
できていないところを見つけるだけなら簡単です。
でも、
「ここが変われば、もっと良くなるよ」
と未来まで一緒に見せる。
それは、その人の次の一歩を生み出す言葉になります。
昨日、自分はそれを受け取る側になりました。
さて。
アパチュアを見直して、もう一度練習です。
まだまだ、ラッパも人生も伸びしろがありそうです。
この言葉が、必要な人に、必要な時に、届きますように・・・
今日も佳き日に
コーチミツル
#伸びしろ #トランペット #ビッグバンド #音楽のある人生 #挑戦 #成長 #学び #可能性 #仲間の言葉 #人生はこれから #WellBeing #WellBeingSpiral #コーチング #コーチミツル
Coach Mitsuruをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。