
問題が起きたとき。
本来問うべきは、
「何が起きたのか」
「どこにズレがあったのか」
のはずです。
けれど現実には、
「誰が悪いのか」
という方向に話が進む場面を、何度も見てきました。
会議の空気が変わる瞬間
納期が遅れた。
沈黙のあと、誰かが言う。
「で、誰が確認してたの?」
その瞬間、場の空気が変わります。
説明が始まる。
言い訳が出る。
過去のやりとりが持ち出される。
ここで起きているのは、
問題解決ではありません。
不安の処理です。
扁桃体と“安心の回復”
脳科学では、予測が崩れると扁桃体が反応すると言われています。
扁桃体は「危険」「不安」に敏感な部位です。
問題発生
↓
秩序の揺らぎ
↓
不安
↓
責任の特定
責任者が決まると、
場は一瞬落ち着く。
しかしそれは、
構造改善ではなく感情の安定です。
防御が始まる理由
心理学では、強く責められると人は反発や防御を示すとされています(心理的リアクタンス)。
だから、
・自分は悪くない
・指示が曖昧だった
・確認が共有されていなかった
といった説明が出てくる。
さらに、
“上手に人のせいにする人”が現れることもあります。
これは悪意というより、生存戦略です。
責められる文化では、
正直さよりも防御が優先される。
犯人は決まる。
でも仕組みは変わらない。
あなたは最近、
「誰」を見ていましたか。
それとも「何」を見ていましたか。
この言葉が、必要な人に、必要な時に、届きますように・・・
今日も佳き日に コーチミツル
#空気を変える一言 #犯人探し #組織心理 #責任の構造 #職場の空気 #心理的リアクタンス #コーチング視点 #対話の質 #信頼の文化 #WellLog