43.ゴールがあるから頑張れる

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2014年2月の龍馬マラソン位まで、膝を痛める前は結構走って

いたのですが、マラソン大会のために節制して自己新記録を狙ってひたすら走り込みをし、挑戦して頑張ったときの達成感ややり切った感は何とも言えない良い気分ですよね。

最近そんな走った後の爽快感のような気持ちになることが少なくなっているのですが、今日、地元の温泉施設に行った時にちょっとした気づきがありました。その気づきとは、なんで苦しいことでも挑戦できるのかということです。

その気づきがあったのはサウナでした。(笑)

これを聞いてサウナの熱さに耐えることが苦しいことと思う方もいらっしゃると思いますが、夏生まれの自分は熱さ(暑さ)より寒さの方が弱いんです。小学生時代、2人の集団登校???での雪の日の通学は手が悴(かじか)んで最後は痛くなり感覚もなくなり本当に辛かった。なので、自分がサウナで気づいたというのは、ほてった身体を鎮めるための水風呂が苦しいことへの挑戦だったんです。

笑われた方もいらっしゃると思いますが、サウナ後に入る水風呂は露天風呂のそばにあり、今日は雪もちらちら降っていて気温は常に4度位でしたから水風呂は10度を切っていたと思います。1セットめ、70度以上のサウナで12分の後、普通だったら何気に水風呂に入るところ、外に出ただけで結構冷えたので入ることに躊躇しました。それでもいつものようにと思い、身体に水をかけたら案の定、めちゃめちゃ冷たくてこのまま入ったら心不全にでもなりそうな気持になったため断念しました。

近くにいた常連さんにも聞いて見たのですが、この時期は水風呂に入る人は少ないと言われたので至極もっともだと感じていました。そんなわけで、今日は水風呂に入らないと思っていましたが、サウナ2セットめが終わり、水風呂近くにあった手桶で頭からザブンと思いっきり5回ほどかけたところ、何やら水風呂に入れそうな予感が出てきたので、恐る恐る入ってみました。

入ってみるとやはり厳しいくらいに冷たかった。

一番大切な心臓は大丈夫そうでしたが、足首、膝まわり、すね、モモ、肘など関節に近いところがピリピリジクジクと痛みが染み入りました。特に手の指の節々が千切れるような痛みがあり雪の日の集団登校を想い出したわけです。

そこで、なんで自分は、好きでもないこんな冷たい水の中に入っているのかなと考えたところ、今日は凍えるような寒さの集団登校の通学とは違い冷たくて凍えたらすぐに上がってあったかいと言いますか暑いサウナにまた入ればいいんです。つらい状態でずっと我慢しなくてもいいんです。そのような凍えた身体への対処方法と言いますか備えが近くにあるというだけで挑戦できることに気がつきました。

そうです、苦手なことに挑戦するためには、苦手なことを緩和できるような備えがあれば良いのです。


例えば、冷たい水に入るのであれば、終わった後に暖が取れる場所、筋トレであれば、トレーナーさんが万が一の時に備えてフォローするとか、懸垂をやる時であればゴムの補助バンドを足にかけて練習すれば身体を痛めることも少なくなります。

冷水に入ることが挑戦っていうとたいしたことないと思われるかもしれませんが、自分にとっては苦手な冬の冷水の中に入るという挑戦ができたのは、後に控える暑いサウナや温泉があったからだということが良くわかりました。
もちろん、朝冷水に入り筋肉を引き締め再びサウナに入るという繰り返しの中でで身を心も整ってきたのは言うまでもありません。

今日も佳き日に
コーチミツル

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