子どもの頃、遠足や修学旅行で先生からよく言われた言葉があります。
「来た時よりも美しく。」
お弁当を食べ終えた後、遊んだ後、宿泊した部屋を出る前…。
当時は「ゴミを拾いましょう」という意味くらいに思っていました。
でも今振り返ると、この言葉は掃除の話だけではなく、生き方そのものを教えてくれていたように思います。
この言葉は、どこから来たのだろう
「来た時よりも美しく」という言葉の起源は一つに定まっているわけではありません。
日本には昔から
「立つ鳥跡を濁さず」
ということわざがあります。
また、20世紀初頭に始まったボーイスカウト運動でも、
「自分が見つけた時よりも、世界を少し良い状態にして残そう」
という精神が受け継がれています。
こうした価値観が、日本の学校教育や遠足、宿泊学習の中にも自然と根付き、「来た時よりも美しく」という言葉が広く使われるようになったのでしょう。
世界が驚いた日本人の行動
サッカーワールドカップでは、日本代表のサポーターが試合後にスタンドのゴミを拾う姿が、世界中で何度も話題になりました。
さらに、日本代表はロッカールームまできれいに整えて会場を後にします。
2026年、森保一監督は海外メディアからその理由を尋ねられ、
「『帰る時は来た時よりも美しく』という言葉を、多くの日本人は知っています。」
と答えました。
特別なことをしているという感覚ではなく、子どもの頃から自然に身についた文化なのだと思います。
Well-Being Spiralも同じ考え方
この言葉は、場所だけの話ではありません。
職場。
家庭。
地域。
友人との時間。
そして今日という一日。
自分が関わった場所や人を、
ほんの少しだけ良い状態にして次へ渡す。
笑顔を一つ残す。
「ありがとう」を一つ増やす。
誰かが使いやすいように整えて帰る。
困っている人へ少しだけ手を差し伸べる。
そんな小さな行動が、次の人の行動を変え、さらにその先へと広がっていきます。
これこそが、自分が考えるWell-Being Spiralです。
今日、あなたは何を残して帰りますか?
人生は、自分だけのものではありません。
今日出会った人。
今日過ごした場所。
今日という時間。
そのすべてに、
「来た時よりも美しく。」
そんな気持ちで向き合えたなら、
世界は少しずつ良い方向へ変わっていくのかもしれません。
大きなことを成し遂げなくてもいい。
自分が関わった場所や人を、昨日よりほんの少しだけ良くして帰る。
その積み重ねが、人生にも社会にも、美しいWell-Being Spiralを描いていくのだと思います。

この言葉が、必要な人に、必要な時に、届きますように・・・
今日も佳き日に
コーチミツル
#来た時よりも美しく #WellBeingSpiral #日本代表 #人生を豊かに
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