うまくいっていた ぬか床の変化
一度はうまくいっていたぬか床を、手放すことにしました。
日陰の廊下に置いて、最初の頃は毎日混ぜて、野菜を漬けて。
発酵の匂いも心地よく、「育っているな」と感じていました。
けれど、少し忙しくなり、漬物をしない日が続きました。
「また今度やろう」と思いながら、気づけば1ヶ月近く放置。
その間に梅雨に入り、環境も変わり、
久しぶりに蓋を開けたときには、もう元のぬか床ではありませんでした。
白い膜、そして色のついたカビ。
これはもう戻らないなと、すぐに分かりました。

毎日の小さな関わりが保っていたもの
ぬか床は「生き物」だと言われます。
特別なことをしなくても、
毎日少し手を入れることで保たれていたものがありました。
逆に言えば、
少しの油断や「大丈夫だろう」が積み重なると、
気づかないうちに状態は変わっていく。
自分基準の落とし穴
自分は飽きっぽいところもあり、
ある程度できると安心してしまうことがあります。
野菜の芽が出て安心して、水やりの頻度が落ちて枯らしてしまったこと。
観葉植物を元気にしようと外に出したら、日差しで葉を焼いてしまったこと。
良かれと思ってやったことでも、
自分の判断や気持ちだけで動くと、違う方向に行ってしまうことがあります。
自分基準だけでは、見えないことがある。
思いやりとおせっかいの違い
そしてこれは、人に対しても同じことが言えるように思います。
思いやりのつもりが、おせっかいになってしまうこと。
良かれと思ってかけた言葉が、相手のタイミングではなかったこと。
だからこそ、何かをしようと思ったときに、
「してもいいですか」と一度訊くこと。
コーチングでも、感想や意見、提案をするときは、
事前に本人の許可を得てから率直にお話しするようにしています。
手放して次に繋げる
今回のぬか床は土に返しました。
失敗ではなく、役目を終えて、次に繋がる形に変えたつもりです。
続けることと関わり方
続けること。
関わり続けること。
そして、関わり方を間違えないこと。
どれもシンプルですが、簡単ではありません。
問いかけ
では、自分が今「良かれ」と思ってやっていることは、
本当に相手にとって望まれていることでしょうか?
そして、少し距離を置いてしまっているものに、
もう一度手を入れる余地はないでしょうか?
この言葉が、必要な人に、必要な時に、届きますように・・・
今日も佳き日に
コーチミツル
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