
先日、人間ドックを受けたところ、腎臓の数値が少しだけ悪くなっていると指摘されました。
これまで特に大きな異常もなかったので驚きましたが、最近の生活習慣を振り返ってみると、思い当たることがありました。
それは、筋トレをきっかけに始めた「プロテインの習慣」です。
飲み方によっては、体にとって負担になることもあるのかもしれない――そう思い、少し調べて見直してみることにしました。
プロテインは体に良いもの?
プロテインは、筋肉だけでなく髪や肌、内臓、血液など、体のあらゆる部分をつくるために欠かせない栄養素です。
自分も筋トレを始めたタイミングで、健康のために取り入れ始めました。
ただ、自分の場合は筋トレの直後に飲んでいたわけではなく、職場に500mlの水で溶かしたプロテインを持参して、昼ごろまでの間に少しずつ飲んでいたというスタイルでした。
間食代わりにもなって便利でしたし、「体に良いことをしている」という安心感もありました。
でも、腎臓が「ちょっと待って」と言っているのかも?
腎臓は、体の中の老廃物や余分なものを濾過し、体のバランスを保ってくれている臓器です。
たんぱく質を摂ると、代謝によって生じる「尿素窒素」などの排泄物を処理する必要があり、腎臓の働きが少し増えることになります。
健康な人であれば、適量のプロテインを摂っても特に問題はないという研究結果もありますが、自分の母も腎臓が弱かったこともあり、家系的なことも少し気になっていました。
年齢的にも、数値に表れない負担が少しずつ蓄積されていたのかもしれないと思い、これを機に飲み方を見直すことにしました。
飲む“目的”を、あらためて見つめ直しました
今回のことをきっかけに、自分は「なぜプロテインを飲んでいるのか?」という目的を見直すようになりました。
体づくりのために飲んでいたつもりが、いつの間にか「なんとなくの習慣」になっていたことに気づきました。
もちろん習慣として継続することは悪いことではありませんが、「今の自分の体にとって本当に必要か?」と、立ち止まって考えることも大切だと感じました。
これからのプロテインとの付き合い方
今は、以下のような点を意識してプロテインと付き合っています。
- 筋トレ後など、必要なタイミングを意識して飲む
- 水分をしっかり摂りながら(500ml以上)ゆっくりと飲む
- 1回あたりのたんぱく質量は、体重1kgあたり0.4g程度に抑える
- 動物性に偏らず、豆腐や納豆など植物性たんぱく質も取り入れる
そしてなにより、日々の食事を大切にして、プロテインは「補助」として位置づけるようにしています。
今回の腎臓の数値は、体からのやさしいメッセージだったのかもしれません。
「もう少し、ていねいに扱ってね」と言われているような気がしました。
健康とは、「がんばること」より「気づいてあげること」なのだと、あらためて感じました。
これからも、体と心がよろこぶ暮らしを目指して、プロテインとも上手に付き合っていきたいと思います。
今日も佳き日に
コーチミツル
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