568.【AIと暮らしの困りごとを解く②】処分を考えていた10年前のNASが、もう一度つながった(AIと一緒に、緊急ではないけれど大切なことを終えた日)

前回、10年近く前に導入したNASが、WindowsからもMacからも見えなくなり、ようやく表示されたと思ったら「EMモード」になっていたところまで書きました。

この作業を始めた日は雨模様でした。

予定も入れていなかったので、緊急ではないけれど、ずっと気になっていたことに向き合うことができました。

もう一度使えるようになるかもしれないという期待がある一方で、10年近く前の機器です。

復旧できなければ、処分することも考えていました。

一人なら、途中で諦めていたと思います。

けれど、ChatGPTのはるさんと会話をしながら、もう少し進めてみることにしました。

EMモードから復旧できるかもしれない

NAS Navigator2に表示された「EMモード」。

自分が画面を送ると、はるさんから、ファームウェアの更新で復旧できる可能性があると教えてもらいました。

自分:
これはもう故障ということでしょうか。

はるさん:
完全な故障とは限りません。EMモードは緊急復旧状態です。BUFFALO公式のファームウェアを更新すると、通常の状態へ戻る可能性があります。

自分:
それなら、もう少しやってみます。

はるさん:
更新中は、LinkStation、パソコン、ルーターの電源を切らず、LANケーブルも抜かないようにしてください。

BUFFALOのホームページから、LinkStation用の更新ファイルをダウンロードしました。

ところが、今度は解凍したファイルがどこにあるのか分かりません。

解凍したはずのファイルが見つからない

自分:
アップデーターを解凍したのですが、どこに保存されているのか分かりません。

はるさん:
まず、Windowsの「ダウンロード」フォルダーを確認してください。見つからなければ、Cドライブ内のBUFFALOフォルダーを探してみましょう。LSUpdater.exeというファイルが目印です。

ダウンロードフォルダーを探しましたが、見つかりません。

自分:
ダウンロードしたファイルをダブルクリックしても、何も動かないように見えます。

はるさん:
画面の裏側で開いている場合もあります。右クリックして「管理者として実行」を試すか、CドライブのBUFFALOフォルダーを確認してください。

ファイル検索で探してみると、CドライブのBUFFALOフォルダーの中に、更新用のプログラムがありました。

自分:
CドライブのBUFFALOのところにありました。今、更新中です。

はるさん:
見つかってよかったです。更新が終わるまで、電源やケーブルには触れずに待ちましょう。

通常の解凍ファイルなら登録場所が開かれた状態でわかるのですが

それが無かったので、今回は、

「解凍したものが、どこにあるのか」

というだけでも、作業が止まる理由になります。

AIに相談できるよさは、こうした小さなつまずきも、その場で訊けることだと思いました。

赤い点滅から、白い点滅へ

ファームウェアの更新を始めると、NASの前面ランプが赤く点滅しました。

その後、白い点滅に変わりました。

自分:
赤の点滅から、白の点滅に変わりました。

はるさん:
更新後の再起動中だと思われます。止まっているように見えても、電源を切らずに待ってください。

自分:
触らない方がいいのですね。

はるさん:
はい。今は操作する時ではなく、待つ時です。

このような時、自分は心配になって、つい何か操作したくなります。

本当に動いているのか。
止まっているのではないか。
電源を入れ直した方がよいのではないか。

けれど、はるさんから「待つ時」と言われ、そのままにしました。

しばらくすると、画面に、

「LinkStationのアップデートは完了しました」

と表示されました。

自分:
この画面が出ました。

はるさん:
更新完了です。NAS Navigator2を開き、EMモードの表示が消えたか確認してみてください。

「開きました」

NAS Navigator2を確認すると、EMモードの文字が消えていました。

通常のLinkStationとして認識されています。

はるさん:
正常な表示に戻っています。次は共有フォルダーを開いてみてください。

自分:
開きました。

はるさん:
データも残っているようですね。復旧できています。

完全に壊れたと思っていた10年前のNASが、もう一度動き始めました。

処分することまで考えていたので、少し不思議な気持ちでした。

期待していたとはいえ、本当に開くとは思っていなかったのかもしれません。

Mac miniからも接続してみる

次は、Mac miniからNASへ接続する作業です。

はるさん:
Finderを開いて、画面上部の「移動」から「サーバへ接続」を選んでください。

自分:
「移動」はどこにありますか。

はるさん:
Finderのウインドウの中ではなく、画面の一番上にあるメニューバーです。

自分:
Finderの中ではなく、デスクトップの上にあるんですね。Macは、そういうところが少し難しいですね。

はるさん:
Windowsとはメニューの置き場所が違うので、最初は分かりにくいと思います。慣れるまでは、command+Kで「サーバへ接続」を開く方法も便利です。

サーバーアドレスを入力すると、Mac miniからもNASへつながりました。

WindowsとMacの両方から、同じファイルを開けるようになりました。

さらに、NASをデスクトップやFinderのサイドバーからすぐ開けるように設定しました。

なぜ、使っていないのに音がしていたのか

復旧した後、以前から気になっていた音についても、はるさんに訊きました。

自分:
このNASは、使っていない時にも、時々カリカリ、コトコトと音がしていました。外から誰かがアクセスしていたのでしょうか。

はるさん:
音だけで、外部からアクセスされていたとは考えにくいです。NASは誰もファイルを開いていなくても、内部でファイル情報を確認したり、接続状態を確認したりすることがあります。

自分:
普通に動いている音だった可能性があるのですね。

はるさん:
はい。ただし、10年近く使っているため、音が大きくなったり、同じ音を繰り返したり、ファイルが開きにくくなった場合は、HDDの劣化にも注意が必要です。

NASは、誰かがファイルを開いている時だけ動くわけではありません。

保存されたファイルの一覧を確認する。
写真や音楽、動画の情報を整理する。
WindowsやMacからの接続を確認する。
内部の管理処理を行う。

こうした処理でもHDDが動き、「カリカリ」「コトコト」という音がすることがあります。

Webアクセスがオンのままだった

自分は以前、外出先からiPhoneでNASのデータを見ることが多く、Webアクセス機能をオンにしていました。

自分:
以前は外からiPhoneで確認していたので、Webアクセスをオンにしていました。今は使っていないので、オフにした方がいいでしょうか。

はるさん:
使っていないなら、オフにしておく方が安心です。Webアクセスは、自宅の外からインターネット経由でNASへ接続するための機能です。

自分:
では、オフにします。

以前は必要だった機能でも、今は使っていません。

10年近く前のNASでもあります。

必要のない外部アクセス機能をオンにしたままにする理由はないため、Webアクセスをオフにしました。

DLNAサーバーもオンになっていた

設定画面を見ると、「DLNAサーバー」もオンになっていました。

自分:
DLNAサーバーもオンになっています。これは何でしょうか。

はるさん:
NAS内の写真、音楽、動画を、家庭内のテレビやオーディオ機器で再生するための機能です。

自分:
そっかあ、当時は、音楽をそこからオーディオ機器できいていたんだ~。

今はテレビやオーディオからNASを使っていません、こうなると過去の自分は他人です。(笑)

はるさん:
それなら、オフにして大丈夫です。DLNAがオンだと、音楽や画像などの一覧を更新するために、NASが内部で動くことがあります。カリカリ音の一因だった可能性もあります。

自分:
それもオフにします。

WebアクセスとDLNAサーバーをオフにしても、WindowsやMacからNASのファイルを開くことには影響しません。

今の自分には必要のない機能だけを止めました。

壊れたのではなく、環境と使い方が変わっていた

今回、NASが見えなくなった原因を一つに絞れたわけではありません。

1年ほど前にルーターを変更していました。

Windowsに入っていたNAS Navigator2も古いままでした。

NAS本体はEMモードになっていて、ファームウェアの更新が必要でした。

以前使っていたWebアクセスやDLNAサーバーも、使わなくなった後までオンになっていました。

自分は、

「いつの間にかNASが壊れた」

と思っていました。

けれど、NASだけではなく、周りの環境や自分の使い方も変わっていたのでしょう。

緊急ではないことは、時間を取らなければ残り続ける

NASは、2年ほど使えなくても、それほど困りませんでした。

だから、ずっと後回しになっていました。

日常では、期限のあることや、誰かから頼まれたことなど、緊急度の高いものが先になります。

緊急ではないけれど大切なことは、自分で時間を取らなければ、いつまでも残り続けます。

予定のない雨の日だった今日、自分は、その一つを終えることができました。

使えるかもしれないという期待。

もう古いから処分した方がよいかもしれないという気持ち。

その両方を持ちながら向き合ったことで、ようやく状態を確かめることができました。

AIは、家電やコンピュータの相談に向いている

今回、ChatGPTが直接NASを修理したわけではありません。

LANケーブルをつなぎ、ランプを確認し、ファームウェアを更新したのは自分です。

それでも、

「次に何を確認するのか」
「今は操作する時なのか、待つ時なのか」
「故障なのか、設定の問題なのか」

を、その都度相談できました。

家電の使い方や故障の切り分け、パソコンやプリンター、ルーターなどの設定は、AIへの相談に向いていると思います。

カスタマーサポートは、すぐにつながるとは限りません。

自分のパソコン、ルーター、接続方法などを最初から説明するのも簡単ではありません。

AIなら、目の前の状況を伝えながら、何度でも訊くことができます。

ただし、感電、発火、ガス漏れ、水漏れなどの危険がある作業や、機器の分解は、メーカーや専門業者に任せる必要があります。

また、

  • パスワード
  • 暗証番号
  • 認証コード
  • クレジットカード番号
  • 個人情報が映った画面

などは、AIに伝えないことも大切です。

難しいからと諦めているものも、相談してみる

今回のNASは、10年近く前の古い機器です。

これからも安心して使い続けられるとは限らないため、大切なデータは別のSSDなどへ移した方がよいと思います。

それでも、

「古いから、もう駄目だ」

と諦めかけていたものを、もう一度使える状態に戻すことができました。

難しいからと、そのままにしているもの。
説明書を読んでも分からず、放置しているもの。
壊れたと思い込んでいるもの。
処分しようか迷っているもの。

一度AIに相談し、原因を一つずつ確認することで、復旧できることもあります。

一人では解決できないことも、対話をしながらなら前に進める。

そして、緊急ではないけれど気になっていることには、予定のない雨の日が、ちょうどよいこともある。

今回のNASは、そんなことを自分に教えてくれました。

この言葉が、必要な人に、必要な時に、届きますように・・・

今日も佳き日に

コーチミツル
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