広島への旅から帰ってきた翌日、身体がずいぶん疲れていました。
今回の広島旅は、とても楽しい時間でした。
応援する広島東洋カープは、交流戦で見事に勝利。
球場で味わうあの高揚感は、やはり特別なものがあります。
さらに、上司と行った思い出のお好み焼き屋さんにも行きました。
広島へ初めて勤務した時の行列のできる中華そば屋さんにも行きました。
姉夫婦たちとも一緒に過ごすことができ、懐かしさと楽しさが重なった時間になりました。
姉夫婦たちも「本当に満足できた」と言ってくれました。
その言葉を聞いて、自分自身も
「計画してよかった」
と思いました。
応援するチームの勝利。
懐かしい味。
大切な人たちとの時間。
美味しい食事。
美味しいお酒。
気持ちは、しっかり満たされていました。
心は満たされている。でも身体は正直だった
けれど、身体は正直です。
楽しかったから疲れていない、というわけではありません。
むしろ、楽しかったからこそ、気づかないうちに身体は動いていたのかもしれません。
朝から、どこかだるい。
少し咳も出る。
動き出そうと思っても、身体が重い。
心は満たされている。
でも、身体は休みたがっている。
そんな朝でした。
本当は、筋トレの予約をしていました。
せっかく予約しているのだから行った方がいい。
少し身体を動かせば、逆に元気になるかもしれない。
汗をかけば、気分も変わるかもしれない。
そんな思いもありました。
さらに、家の周りを見ると草も伸びています。
自走式の草刈り機で刈れば、気になっていた草も片づく。
身体も動かせる。
終わった後には、きっとすっきりする。
そう考える自分もいました。
自分は、どちらかといえば「動けば変わる」と思うところがあります。
じっとしているより、少しでも身体を動かした方が良い。
汗をかけば気分も変わる。
やると決めたことは、できるだけやりたい。
それは悪いことではないと思います。
実際に、動いたことで元気になることもあります。
やってみたら気分が晴れることもあります。
身体を動かすことで、心まで軽くなることもあります。
その日の自分は、少し違っていた
ただ、その日の自分は少し違いました。
だるさがある。
咳も出ている。
身体が「今日は少し待ってほしい」と言っているような感じがありました。
筋トレに行くか。
草刈りをするか。
サウナに行って汗をかくか。
いくつかの選択肢が頭に浮かびました。
でも、最終的には全部やめました。
筋トレを休む。
草刈りもやめる。
サウナもやめる。
そして、シャワーを浴びて、すっきりすることにしました。
以前の自分なら、ここで少し罪悪感があったかもしれません。
予約していたのに行かなかった。
草が伸びているのに刈らなかった。
せっかくの一日なのに何もしなかった。
疲れているとはいえ、少し頑張ればできたのではないか。
そんなふうに、自分を責めていたかもしれません。
けれど、この日は少し違いました。
「今日は、これで良かったのではないか」
そう思えたのです。
休むことも、一つの行動だった
何もしなかったわけではありません。
自分の身体の声を聞いた。
無理をしない選択をした。
悪化させないように整えた。
そう考えると、休むことも一つの行動なのだと思いました。
休むことは、後退ではない。
休むことは、怠けることでもない。
次に動ける自分に戻すための、大切な整えなのかもしれません。
特に、咳が出ているときに無理をすることは、本当に良いことなのか。
疲れている身体に、さらに負荷をかけることが、自分を大切にすることなのか。
そう考えると、今回の「やめる」という選択は、弱さではなかったように思います。
むしろ、自分を粗末にしないための選択でした。
挑戦の反対ではなく、挑戦を支えるもの
私たちは、何かをすることには価値を感じやすいものです。
動くこと。
続けること。
頑張ること。
挑戦すること。
もちろん、それらは大切です。
自分自身も、挑戦することを大切にしてきました。
新しいことに取り組むこと。
続けること。
自分の可能性を試してみること。
それらは、今の自分をつくってくれた大切なものです。
でも、動き続けるためには、整える時間も必要です。
続けるためには、立ち止まる日も必要です。
挑戦するためには、挑戦できる状態に戻すことも必要です。
休むことは、挑戦の反対ではないのかもしれません。
休むことは、挑戦できる自分を取り戻すための土台なのかもしれません。
そう思えたとき、少しだけ自分への見方が変わりました。
「今日はできなかった」ではなく、
「今日は整えた」
そう言ってもいいのではないか。
そんなふうに思いました。
今日はできなかった、ではなく、今日は整えた
旅の後の疲れ。
朝のだるさ。
咳。
伸びた草。
休んだ筋トレ。
やめたサウナ。
そして、シャワーを浴びてすっきりした時間。
何気ない一日でしたが、自分にとっては大切な気づきがありました。
自分を動かすことも大切。
でも、自分を整えることも同じくらい大切。
頑張る自分だけを認めるのではなく、
休む自分も認めていい。
そう思えたことが、今回の一番の収穫だったのかもしれません。
そして、この気づきは、自分がこれまで大切にしてきた「挑戦」という言葉についても、少し考えるきっかけになりました。
挑戦とは、無理をしてでも前に進むことなのか。
それとも、また前に進めるように自分を整えることも含まれるのか。
そんな問いが、自分の中に生まれています。
休むことは、挑戦の反対ではない。
挑戦できる自分に戻るための、大切な整え。
あなたは、休むことを「何もしないこと」だと思っていませんか。
それとも、次に動き出すための大切な整えとして、受け止めていますか。

この言葉が、必要な人に、必要な時に、届きますように・・・
今日も佳き日に
コーチミツル
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