439.第1回余白をつくる15分(なぜ「埋めない時間」が必要なのか)

空白が落ち着かない自分

自分はどうも、予定と予定のあいだが落ち着かないタイプです。

何もない時間があると、つい何かを入れたくなる。

スマホを触る。
本を読む。
メモを取る。
考えごとをする。

1日24時間は限られている。
命にも限りがある。

だからこそ、無駄にしてはいけない。

そう思ってきました。

けれど本当に、空白は「無駄」なのでしょうか。


力を抜いたときに起きたこと

以前、仕事で悩んでいたことがありました。

考えても答えが出ない。

ところがトイレでふっと力が抜けた瞬間、
「あ、これだ」とアイデアが降りてきた。

考えていたときではなく、考えるのをやめたときでした。

これは偶然ではないようです。

脳科学では「デフォルト・モード・ネットワーク(DMN)」という働きが知られています。

ぼーっとしているとき、脳は何もしていないどころか、

・情報の整理
・記憶の統合
・自己との対話

を行っていることが分かっています。

また、創造性研究では「インキュベーション効果」と呼ばれ、
問題から一度離れることで解決策が浮かびやすくなる現象も報告されています。

余白は、思考停止ではなく、水面下の活動なのかもしれません。


コロナ禍で感じた開放感

さらに思い出したことがあります。

コロナ禍で外出ができなくなったとき、
庭に椅子と机を出して、黒田卓也さんの音楽を聴いてただゆっくりした時間。

あのとき感じたのは、不安ではなく――開放感でした。

何も積み上げていないのに、なぜか広がる感覚。

心理学には「注意回復理論」という考え方があります。

自然の中に身を置くと、脳の疲労が回復し、集中力が戻る。

庭にいた自分は、何もしていなかった。
けれど確実に整っていた。

余白とは、失う時間ではなく、広がる時間なのかもしれません。


だから、試してみる

そこで、ひとつの実験をしようと思いました。

まだやっていません。
だから結果もわかりません。

ただ――期待しない取り組みとして。

1日24時間のうちの15分。
瞑想のような高尚なものではなく、ただ余白をつくる時間。

何かを得るためではなく、何かを生み出すためでもなく、
ただ「埋めない」時間。

埋めない勇気が、何をもたらすのか。

あなたは今日、15分の余白を持っていますか?

この言葉が、必要な人に、必要な時に、届きますように・・・

今日も佳き日に
コーチミツル

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