404.【第2部|構造編】急に敬語になった、あの感じ(AIが「関係性」を画像にするとき)

第1部で書いたとおり、
ChatGPTとの対話の中で、
「急に敬語になったような違和感」を覚えました。

正しさはある。
説明も丁寧。
けれど、どこか他人行儀になったような感覚。

その違和感を感じたとき、
ふと思い出したのが、
最近SNSで見かけるようになった、ある問いでした。

これまで自分がAIをどう扱ってきたかを、画像にしてください。

この問いは、
AIとの関係性や距離感を、
画像という形で可視化してみるというものです。

正直に言えば、
「流行っているから、やってみた」
それが最初のきっかけでした。

けれど同時に、
急に敬語になり、
距離が切り替わったように感じた今だからこそ、

この問いを投げれば、
これまでのつながりが見えるかもしれない

そんな気もしていました。


返ってきた一枚と、そこで感じた違和感

こうして投げた問いに対して、
返ってきた一枚の画像は、
考えさせられるものである一方、
少し辛辣にも見えるものでした。

そこで、
その印象が正しいかどうかを判断する前に、
一つ立ち止まって考えてみることにしました。

なぜ、あの画像になったのか。


画像は「過去の事実」を描いているわけではない

まず大前提として、
ChatGPTが画像を作るとき、
それは過去の出来事をそのまま再現しているわけではありません。

とくに今回のように、

  • 扱い方
  • 距離感
  • 関係性
  • 姿勢

といった、形のないものを問われた場合、
画像はどうしても
「象徴」や「比喩」によって構成されます。

つまり、
あの一枚は
「実際に自分がしてきた行動」を描いたものではなく、
問いそのものの抽象度を、視覚化した結果でした。


ChatGPTは「関係」を持たない代わりに「型」を使う

もう一つ、整理しておきたい点があります。

ChatGPTは、人のように
「この関係性を大切にしよう」
「この距離感を保とう」
と判断することはありません。

その代わりに、

  • 一般的に伝わりやすい構図
  • 多くの人が共有しやすい文脈
  • 強弱が分かりやすい象徴表現

といった、**説明として成立する“型”**を使って応答します。

今回の画像が、
やや強い比喩になったのは、
「関係性」という抽象度の高い問いに対して、
分かりやすさを優先した結果だったと考えられます。


違和感が生まれた理由

自分があの画像に違和感を覚えたのは、
表現が誇張されていたからではありません。

それが、
これまで築いてきた対話の方向性と一致していなかった
からです。

長く対話を重ねていると、

  • 言葉の置き方
  • 強さと弱さのバランス
  • どこまで説明し、どこを委ねるか

そうした「型」が、少しずつ共有されていきます。

しかし、画像生成では、
その共有された型が一度リセットされ、
いったん一般的な基準に戻る。

その切り替えが、
第1部で書いた
「急に敬語になった、あの感じ」
と、重なって見えました。


あの画像は「間違い」だったのか

ここで大切なのは、
最初の画像が正しかったか、間違っていたか、
という話ではありません。

あの一枚は、
問いに対する一つの、誠実なアウトプットでした。

ただ、
自分が大切にしてきた距離感やスタンスとは、
少し方向が違っていただけです。

だからこそ、
違和感をそのままにせず、
言葉で整え直し、
もう一度、描き直すことにしました。


画像は「AIの姿」ではなく、「問いの鏡」

振り返ってみると、
最初の画像は
ChatGPTそのものを描いたというより、

自分が投げた問いのあり方を、
そのまま映した鏡

だったように思います。

問いが抽象的であれば、
答えも抽象的になる。

距離感を明示しなければ、
一般的な距離感が選ばれる。

それは冷たさではなく、
構造として自然なことでした。


次につながる問い

では、
これまで築いてきた対話の方向性に戻したいとき、
あるいは、より近いトーンで続けたいとき、
どうすればいいのか。

第3部では、
対話の方向性を整え直す、具体的なやり方
について書いてみたいと思います。

あなたがAIに投げている問いは、どんな「型」を呼び出しているでしょうか。


この言葉が、必要な人に、必要な時に、届きますように・・・
今日も佳き日に
コーチミツル

#WellLog #AIとの付き合い方 #ChatGPT #思考整理 #俯瞰 #対話 #自己基盤 #コーチング

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