72.成瀬は天下を取りにいく

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“成瀬は天下を取りにいく”って聞かれたことがありますか?

“成瀬は天下を取りにいく”は、宮島未奈氏による青春小説ですが、デビュー作ながら発売から半年で書籍、電子書籍合わせて発行部数10万部を突破し、第39回『坪田譲治文学賞』、2024年『本屋大賞』受賞作もとっています。

ちなみに、坪田譲治文学賞(つぼたじょうじぶんがくしょう)は、

Wikiさんによりますと、1984年12月に岡山市が制定した文学賞で岡山市名誉市民の坪田譲治の業績を称えるとともに、創作活動の奨励と市民文化の向上とを目的としていて、 9月1日を基準日として、前1年間に刊行された文学作品の中から、大人も子どもも共有できる優れた作品を1点選考して賞を決めるとのこと。

また、本屋大賞(ほんやたいしょう)とは、

2004年に設立された、NPO法人・本屋大賞実行委員会が運営する文学賞で、一般に、日本国内の文学賞は、主催が出版社であったり、選考委員が作家や文学者であることが多いのですが、本屋大賞は、「新刊を扱う書店(オンライン書店含む)の書店員」の投票によってノミネート作品および受賞作が決定されるものです。

また、この作品は、次の作品もありまして、

それが”成瀬は信じた道をいく”です。これは前作に続き、二年連続の快挙! 「全国書店員が選んだ いちばん! 売りたい本 2025年本屋大賞」候補作10作が発表され、宮島未奈『成瀬は信じた道をいく』が二年連続でのノミネートを果たしました。

小説を読まない私が、なんでこの作品のことをブログに書くかというと・・・

Audible (オーディブル)で2作とも通勤時間で聴いて面白かったからです。前にもお話ししましたが、私は小説を読むことが稀でして、読んだのもハリーポッターくらいしかありませんでした。今無料でAudibleを聴かせていただく機会をもらったので、普段聴かないような小説、それも本屋の方が応援しているようなはずれがなさそうな感覚を持ったのでチャレンジしたところ、とても面白いものでした。

内容についてはネタバレになるのでやめますが、成瀬の頑なな郷土愛をいろいろな人の観点から知ることができ、また、章を追うごとに伏線が回収される作りも納得感がありました。

通勤で車を長時間運転をする者にとっては、

活字を読まずに小説の世界に入ることができるAudible(オーディブル)などのオーディオブックはとても優れた媒体だと思います。活字を読むくらいの能動的な行動は難しくとも、受動的な中にも若干能動的に聴き耳を立てるというこのバランスがとても心地よいと思います。

なにより、比較的新しい小説が期間制限はありますが無料で聴くことができるってすごいですね。もちろん、せっかくの小説の朗読なので、行間も聴きながら倍速などせずに聴いています。(Y0uTubeは倍速で聴くことが多いです(笑))

興味のある方はお試しでオーディオブックも聴いて見てくださいね。

あ、そうそう、お子様の読み聞かせで、自分が読むのが難しいならオーディオブックってのも想像力豊かになりそうな教育にも良さげな感じがします。

今日も佳き日に

コーチミツル

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