71.高度文明って

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私たちの生活は、自分が子供の頃に比べてすごく文化的になっていると思います。

トイレは汲み取り式のどっぽん便所から下水道完備のシャワー付きトイレだし、風呂も木を焚べての五右衛門風呂から今は自動給湯で自動保温、空調も夏は扇風機、冬は豆たん炬燵だったのがエアコンでオールシーズン使うことができるようになりました。

食生活もかなり様変わり、今はいつでも子供の時の祭りでお客さんを呼んでいたような食事をいつでも食べられるような生活になりました。

ただ、昔に比べて格段に多くなったのが、

リサイクルされる、ペットボトルと缶の資源ゴミでしょうか。

確かに昔も(今もですが)瓶をリサイクルしていましたが、そのままの形を変えずに再利用しているような単純なものだったように思います。

今流通しているペットボトルはペレットに変化してリサイクルされていますが、最近は、アメリカで販売されている水のペットボトルには、平均で24万もの微小なプラスチックが含まれており、血液,細胞、臓器の中まで入り込んでしまうという報告もあります。

では、究極に発展した文明だったらどう考えるかなと想像すると、リサイクルすることも考える必要はありますが、ナノプラスチックのマイクロチップのようにリサイクルできない場合のことも考えて、最終的に無害というか土や海の栄養になり得るものに変化できるようにしているかなと思います。

なので、究極に高度な文明であれば、

絶対に後世に残したいような大切な記録でない限り、生活感のあるものは環境に溶け込み姿形がなくなって、文明すらも見つけられないのではとも思います。

1万年以上続いた縄文時代とかは、自然と共に仲良く暮らしていたでしょうから、もしかしたら今よりずっと高度な文明だったと言えるのかもしれないと感じました。

顧みて自然にとって現代は、環境を破壊するかなり遅れた文明なのかなとも感じました。

今日も佳き日に

コーチミツル

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