70.機嫌

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機嫌が良いとか機嫌が悪いとか言いますが、

ご機嫌と言ったり不機嫌ということもあります。また、人付き合いの中で「機嫌をとる」「機嫌をなおす」「ご機嫌うかがい」とか「あの人はご機嫌ななめ」など使われています。そういえば「ごきげんよう」という言葉もありますよね。

では、改めて機嫌とは何かAI君に調べてもらいました。

「機嫌(きげん)」の語源は、中国の仏教用語に由来するとされています。

1. 「機」と「嫌」の意味

• 「機」= きっかけ、状況、物事の動く要素

• 「嫌」= よい・悪いの判断、気分や気持ち

2. 仏教用語としての「機嫌」

• 「機(き)」は、人の心の働きや感受性を指し、仏の教えを受ける側の心の状態を意味しました。

• 「嫌(げん)」は、仏教の教えが人の心にどのように響くか、受け入れる態度を指しました。

このように、「機嫌」は本来、人の心の状態や反応を示す言葉として使われ、そこから「気分」や「感情の良し悪し」を指すようになったと考えられています。

と、教えていただきましたが、AIくんの答えは”機嫌”という言葉はニュートラルな心持ちであり、それが良いのか悪いのかを別の言葉をプラスして状態を表しているような説明なのですが、私は、違うよう思っています。

なぜなら、「ご機嫌」ということばがあるからです。

だって、機嫌に”ご”がつけば、最高の気分を表すからです。ちなみに”ご”って丁寧に言っているだけですよね。祝(いわい)に”御”がつけば御祝(おいわい)って言うように。

勝手に自分で想像して考えているのが、元々機嫌は良いのが普通で、丁寧に言うとご機嫌、そうでない時は機嫌が良くないので機嫌にあらずと言うことで“不機嫌”になるのかなと…。

そうなると、普通の気分であれば、機嫌で、調子が良さげな感じで、特に良い時はご機嫌、状態が悪い時は不機嫌という解釈になります。

なので、今自分たちがこの言葉を使う時には、機嫌が良いとか悪いとか両極に使っていますが、昔は今ほど不機嫌な方が少なめだったのかなと本当勝手に想像しています。

ニュートラルに“ご”が付かないまでも機嫌でいたいなあと思いました。

今日も佳き日に

コーチミツル

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