
新しいPCが届いても、以前と同じ環境が一瞬で戻るわけではありません。
限られた時間の中で、自分は「全部を元に戻す」のではなく、目的から逆算することにしました。
完全復旧より、ワークショップを成立させる
PCを替えると、入れたいアプリも、移したいデータも次々に浮かびます。
でも、その全部に手をつけていたら時間が足りません。
そこで、
「以前とまったく同じPCを再現すること」
ではなく、
「ワークショップを実施できる状態にすること」
を優先しました。
Zoom、Dropbox、資料関係など、当日必要なものから順番に整えていきました。
必要最小限という考え方
トラブルの最中は、できていないことばかりが目につきます。
けれど、本当の目的はPCを完璧にすることではありません。
参加してくださる方と、安心してワークショップを進めることです。
目的がはっきりすると、
「今やること」と
「後でよいこと」
が分かれてきます。
必要最小限は「妥協」ではなく、限られた時間の中で、本当に大切なことを守るための選択でした。
なんとか間に合った、その先で
一つずつ確認し、なんとかワークショップができるところまで新しいPCを整えることができました。
ここで、ひとまず大きな山を越えた感覚がありました。
そんなとき、トランペットの熱田師匠が、あることを気にかけてくださいました。
「Finaleはどうなった?」
Finale(フィナーレ)というのは、簡単に言えば、パソコンで楽譜を作るためのソフトです。
音符を入力して楽譜を作ったり、移調したり、パートごとの楽譜を作ったりすることができます。
実は自分には、このFinaleについて、ずっと心に引っかかっていたことがありました。
熱田師匠のその一言から、もう一つの「復旧」が始まることになります。
新しいPCが開いた、思いがけない扉
新しいPCは、ワークショップを無事に行うために用意したものでした。
ところが、まっさらな環境になったからこそ、
以前は諦めていたFinaleに、もう一度向き合えるかもしれない。
そんな可能性が生まれてきました。
予定外の出来事が、思いもしなかった別の可能性を連れてくることがあります。
PCの画面が消えたことから始まった今回の出来事。
それがここから、一度諦めていた大切な楽譜を取り戻す話へと変わっていきます。
続きは、第3話へ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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