
何で渋柿は渋いのかを考えたことがありますか?
NHKのチコちゃんなら知っていそうですが、自分なりに考えてみたので今日はお付き合いください。
AIに訊いてみたところ、
「渋柿は、果肉に含まれる水溶性のタンニンという成分が原因で渋く感じます。」
と、渋柿の渋い理由というか、その渋さの原因の答えを教えてくれました。
自分が知りたかったのは、なぜに同じ果実としてあるのに甘かったり、渋かったりするのかということなのですが、
検索しても出てこなかったので自分なりに仮説を立ててみました。
そのためには、渋柿の気持ちになるのが大切です。(笑)植物や動物が一番考えると言いますか大切なことは、生き延びることとか種族を絶やさないようにすることだと思います。
木については枯れないよいに生き延びるということになりますが、渋柿という果実側から考えると、柿の中にある種が土に落ちて、その種が確実に根を出し芽を出して将来的に大きく育つようにするにはどうすれば良いかを考えるのではないかと思います。
ここから仮説になりますが、
秋の実りの頃、美味しい柿や他の木の実は美味しいことから動物たちに食べられて実はなくなり、種はそのままカスとして落ちるか排泄物の中に入って土に落ちます。そして、その種は直ぐに大きくはなれません。なぜなら冬は凍えるくらい寒いし、場合によっては動物の餌になる可能性もあります。
ではどうするかを考えてみると、
渋柿はバレーボールで言う時間差攻撃をするために渋くできているのではないかと考えました。ちなみに時間差攻撃というのは、ミュンヘンオリンピックの時に男子バレーボールで編み出した攻撃で1人が囮になってジャンプして相手ブロックを引きつけ、その後にブロックが降りるタイミングで改めて別の選手が攻撃するという作戦です。
渋柿の渋柿たる所以は、
動物に食べられるタイミングをずらす効果があるのではないかと思うのです。自分たちは先人の知恵をもとにその渋柿の食べ方を教わっています。
渋を抜く方法は、
調べたところ数種類あって、その一つがお湯につけること、干し柿にすること、そしてドライアイスにつけること、他にもアルコールにつけるという方法もありました。
自然界の中で柿が生き延びるために考えた解決策ということになるとアルコールは考えにくい。お湯も、真冬にお湯を用意するのは難しいので、これも排除。となると、干し柿とドライアイスですかね。ドライアイスは一見アルコールに近い感じで自然界には存在しないように思いますが、冷たいという意味で、冬の自然の凍るような寒さを再現しているのではないかと思いました。
柿に渋さの成分のタンニンがあることから、
それを抜くために、寒風の中で干したりドライアイスと一緒にしたりすると考えると、寒い冬を越すために渋柿にしていると考えるのが素直なように思います。
冬の終わりとか春の前まで、動物に渋柿が食べられることが無いように守りきり、そして、他の食べ物が無くなったころを見計らって美味しい状態となって動物や鳥たちに実を提供し、暖かくなってから自分たちの子孫が安心して育つように知恵を絞ってプログラムを組んでいるのでは無いかと想像した次第です。

この話は想像ですので、
間違いもあるかもしれませんが、ご容赦いただきたいと思います。
このようなことを考えるのが好きなもので…。どなたかご存知の方がいらっしゃるようでしたらご教示いただけると嬉しいです。
今日も佳き日に
コーチミツル