609.環境が変わると、植物はこんなにも変わる。

以前、「枯れたと思っていた。」というブログを書きました。

冬の間に葉を落とし、「もう枯れてしまったのかな」と思っていた観葉植物たちが、暖かくなるにつれて少しずつ芽吹いてきたという内容でした。

あれから数か月。

6月の終わり頃から、観葉植物を一鉢ずつ外へ出して育ててみることにしました。


一鉢から始まった発見

最初に外へ出した植物が、室内に置いていた頃よりも元気になってきたように見えたのです。

「もしかしたら、外の方が合っているのかな。」

そう思い、次は別の鉢を外へ。

さらにもう一鉢…。

そんなふうに一鉢ずつ様子を見ながら外へ出していくと、どの植物も葉色が濃くなり、新芽が伸び、生き生きとしてきました。

「これは間違いない。」

そう感じ、最終的にはほとんどの観葉植物を軒下へ移しました。

もちろん失敗もありました。

室内育ちの植物を夏の直射日光に当ててしまい、葉が黒く焼けてしまったものもあります。

そこで置き場所を軒下の明るい日陰へ変え、朝夕たっぷりと水やりをするようにしました。

すると、さらに元気になってきたのです。

葉は青々とし、新しい葉が次々と開き、植物全体から生命力があふれているように感じます。


植物たちが元気になった理由

家族からは、

「そんなに毎日水をあげたら根腐れするんじゃない?」

と言われました。

実は、自分もそう思っていました。

サボテンまで毎日水をあげていたので、「本当に大丈夫なのだろうか」と少し心配だったのです。

そこで、少し調べてみました。

すると、植物が元気になった理由は、「毎日水をあげていること」ではなく、環境が変わったことにあるようでした。


生物学が教えてくれたこと

植物は葉から水分を放出する「蒸散(じょうさん)」という働きをしています。

屋外では風が通ることで蒸散が活発になり、根は新しい水をどんどん吸い上げます。

さらに、屋外の日陰でも室内よりはるかに明るく、光合成も活発になります。

光合成によってつくられた養分は葉だけでなく根にも送られ、根そのものも元気になるそうです。

つまり、

光・風・水

この三つの条件がそろうことで、植物は十分に水を利用できるようになるのです。

一方、室内では光や風が不足し、水を使い切れないため、土が乾きにくくなり、根腐れにつながることもあるそうです。

「水をあげすぎること」が問題なのではなく、

その植物が水を使える環境かどうか。

そこが大切だったことを知りました。


環境が力を引き出す

調べながら、ふと思いました。

これは、人にも少し似ているのではないでしょうか。

「もっと頑張らなければ。」

そう思うことはあります。

でも、本当に必要なのは努力を増やすことではなく、自分の力を発揮できる環境を見つけることなのかもしれません。

環境が変わることで、本来持っている力を自然に発揮できる。

そんなことは、私たちにもあるように思います。


今回も植物が先生でした

以前のブログでは、

植物は「芽が出ない時間にも意味がある」ことを教えてくれました。

そして今回は、

環境が整うことで、本来の力を発揮できる

ということを教えてくれたように思います。

植物は言葉を話しません。

それでも毎日見ていると、本当にたくさんのことを教えてくれます。

今回もまた、植物たちが先生になってくれました。

この言葉が、必要な人に、必要な時に、届きますように・・・

今日も佳き日に

コーチミツル

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