483.【第12話】なぜ結果はあとからついてくるのか ― 行動がつくる信頼というもの ―

Well-Being Spiral Serie

行動というもう一つの軸

前回は、「受け入れること(Well-Comism)」について、スティーブ・ジョブズの経験を通して見てきました。出来事の意味は、その瞬間には分からなくても、受け入れて進むことで後から見えてくることがあります。

今回は、その先にある「行動し続けること(Well-Done)」について考えてみたいと思います。

マイケル・ジョーダンという存在

マイケル・ジョーダン は、NBA史上最高の選手の一人として知られています。6度の優勝、5度のMVPという圧倒的な実績の裏には、目に見えない積み重ねの時間がありました。

高校時代、代表チームに選ばれなかったという経験はよく知られています。その出来事は、自分の現実と向き合うきっかけになったのかもしれません。

見えないところで行われていたこと

その後、ジョーダンが選んだのは、特別な方法ではなく、徹底した反復でした。

大学時代から、練習後も体育館に残り、シュートを打ち続ける。
NBAに入ってからも、試合後に追加で練習を行うことがあったといわれています。

特にミドルレンジのジャンプシュートについては、

同じ位置から、同じフォームで、何度も繰り返し打つ。

その積み重ねについては、英語でも次のように表現されています。

“Repetition, repetition, repetition. Practice the same shot over and over again until it becomes automatic.”

(繰り返し、繰り返し、繰り返し。同じシュートを何度も練習し、それが無意識でできるようになるまで続ける。)

また、単なる反復ではなく、

試合の状況を想定し、

残り時間やディフェンスの位置まで意識した準備も行われていました。

つまり、

「本番を想定した反復」

が日常的に積み重ねられていたということです。

行動がつくるもの

こうした行動は、すぐに結果として現れるものではありません。

しかし、

やり続けたという事実は残り、

その積み重ねが、プレーの精度や判断力として現れていきます。

そしてもう一つ大きいのは、

「自分はやってきた」という感覚です。

その感覚が、

自分自身への信頼を生み出していくのではないでしょうか。

フィル・ジャクソンという存在

ジョーダンのキャリアを語る上で欠かせないのが、フィル・ジャクソン というコーチの存在です。

彼は単に戦術を教えるだけではなく、

選手一人ひとりの役割を活かしながら、

チームとして機能させることに長けていました。

ジョーダンの個人の力を、

チームの勝利へとつなげた存在とも言えます。

最後に

結果は、

追いかけるものではなく、

積み重ねの中であとからついてくるものなのかもしれません。

そして行動するということは、

未来を変えるためだけではなく、

「自分との信頼関係を築くこと」

なのだと思います。


【出典】
マイケル・ジョーダン
フィル・ジャクソン
NBA公式資料 / インタビュー / ドキュメンタリー『The Last Dance』等


この言葉が、必要な人に、必要な時に、届きますように・・・

今日も佳き日に
コーチミツル


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