430.絶対的安心という力(安全基地という考え方)

スーパーマーケットでのこと。

買い物中のお父さんの腕の中で、
1歳くらいのお子ちゃまがぐっすり眠っていました。

周囲は明るく、人も多く、
決して静かな環境ではありません。

それでも、完全に力を抜いて眠っている。

その姿を見た瞬間、
自分の子どもが小さかったころの記憶が
ふっとよみがえりました。

自分も、ああやって抱きかかえながら
買い物をしていたなあ、と。

腕の重み。
首がカクンと傾く感じ。
そっと頭を支えたあの感覚。

全部、身体が覚えていました。

懐かしさと、その子の寝顔の愛らしさに、
一人にやけていました。


なぜ、あそこまで委ねられるのか

あそこまで無防備に身を委ねられるのは、
きっと何か理由があるはず。

そう思い、はるさんに訊いてみました。


安全基地という考え方(愛着理論)

教えてくれたのは
「アタッチメント理論(愛着理論)」。

イギリスの精神科医ジョン・ボウルビィが提唱し、
メアリー・エインズワースらの研究によって発展した理論です。

その中心にあるのが
「安全基地(secure base)」 という考え方。

養育者が一貫して応答し、
泣けば抱き、
不安になれば寄り添い、
必要なときにそこにいる。

その積み重ねによって、

「この人は大丈夫」
「自分は守られている」

という心の土台が育ちます。

研究では、安全基地を持つ子どもほど
安心して眠り、
安心して外の世界を探索する傾向があることが示されています。

安心は、甘やかしではありません。
安心は、挑戦の土台です。

だから、あの子は
あの腕の中で眠れたのかもしれません。


大人にとっての安全基地

では大人はどうでしょう。

強くあろうとし、
自分で何とかしようとし、
身を委ねることを忘れてはいないでしょうか。

そして、自分は
誰かにとっての「安全基地」になれているだろうか。


安心できる基地として

コーチとして。
ファイナンシャルプランナーとして。
終活アドバイザーとして。

人生の転機や、お金の不安、
将来への備えや、大切な人との時間。

そうした場面で、
ただ知識を伝える人ではなく、

「ここでなら安心して話せる」
「この人なら本音を出せる」

そう思ってもらえる存在でありたい。

委ねられることを求めるのではなく、
安心できる基地として、
自然と相談してもらえるような人に。

スーパーの一角で見た小さな寝顔が、
そんなことを静かに教えてくれました。

安心があるから、人は眠れる。
安心があるから、人は挑戦できる。

あなたにとっての安全基地は、誰ですか。
あなたが誰かの安全基地になるとしたらどんなことができますか。


この言葉が、必要な人に、必要な時に、届きますように・・・

今日も佳き日に
コーチミツル

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