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あなたの可能性を引き出す人があるとすれば誰になると思いますか?
親とか師匠とか私のようなコーチとか思われる方もあるかと思いますが、前にもお伝えしたようにコーチが力を引き出すというのはちょっとおこがましいように思っています。親も師匠もコーチもあなたのフォローはできるかもしれませんが引き出すことはできないと思っています。
では、誰が…
あなたの可能性を引き出すのはあなた自身です。
あなた自身が知らない(気づかない)ことも多少はあるかもしれませんが、あなたを一番知っているのはあなた自身です。
例えば、今日の朝、ゴミが落ちていて誰にも見られずにゴミを拾って片づけたとか、ダイエットをすると宣言しているのにコンビニでスイーツを買って食べたとか、そのことを誰にも言わなかったらわかりません。
そんな誰にも知られないような誇れることも恥ずかしくて言えないこともあなたは全て知っています。
スティーブン・R・コヴィーさんが書かれた「7つの習慣」に信頼残高というのがあります。
1. 基本的な考え方として
- 信頼残高は、他者との関係における「信頼のバランスシート」と考えられます。
- 信頼を築くためには、誠実さや透明性、約束を守ることが重要です。
2. 信頼の預け入れと引き出しとは
- 預け入れ: 他者に対して誠実であること、期待に応えること、相手を思いやる行動などが信頼を築く「預け入れ」となります。
- 引き出し: 逆に、約束を破ったり、裏切ったりすると、信頼残高が減少します。
と、他者とのつながりの中での信頼に関することなのですが、私は、それが自分自身への信頼残高でもあるように思います。そして、それが、可能性を引き出すカギだとも思っています。
たとえば、何かをチャレンジするかしないか考えたとき、「あの時頑張れたから今回も頑張れそうだ」とか、「あの時陰で楽をしようとして休んだから結局上手くいかなかった」とか過去の自分の行動の信頼残高によって次の行動が決まってくるように思っています。
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チャレンジするかどうかを決める、そして行動するのはあなた自身です。
そのチャレンジの手前で「きっと自分にはできない」とか「できるかもしれない、いやできる」という判断が必ずあるはずですが、それをしているのもあなたです。
チャレンジしなければ、自分の可能性を引き出すことはできません。
今のままを変わらず続けていたら現状のままです。まずは、あなたの信頼残高を測って、今のあなたの信頼残高からチャレンジできるような目標を決め、そして、その目標に向かって一定期間(その目標によって期間が違うと思います)チャレンジして努力してみる。
その先に自分の可能性を引き出されたことが分かる結果や事実が見つかるように思います。
私はあなたの可能性を見い出すお手伝いをできると思っています。
今日も佳き日に
コーチミツル