37.外見と中身どちらが大切だと思いますか?

ブログ内容を朗読しています
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この質問を聞いてどう思われましたか?


もしかしたら、人が連れ添う中、ずっと一緒にいるのなら外見より中身が大切だよねって思われた方も多いかと思いますが、実はこの質問、樹木に関する質問でした(笑)

昨日のブログの中で大きな樹木が切られている画像をUPしたのですが、それを見たときに感じたことを今日の質問に入れ込んでみました。

樹木の外側(外見)と内側(中身)で皆さんはどちらが大切だと思いますか?


この場合、答えの選択肢は、外側(厳密にいえば堅い外の皮の内側ですが)、内側のどちらかになるわけですが、実は答えは両方が正解ではないかと思います。自分で質問を投げておいて答えがどれか一つでないというのは変ですね。
自分は大木が長い年月を使わないと大きくなれないのは想像できますが、自何となくですが樹木全体で成長しているんだと考えていました。(習っていたかもしれませんが)

ただ、成長するだけでなく生き延び大樹となるために大切なことがあるような気がして自分なりにネットで調べてみたところ、こんなことがわかりました。

ここからは森ノオトさん2013/11/21のブログからの抜粋になります。
https://morinooto.jp/

「すごく太い木でも細い木でも、樹皮のすぐ内側の薄いところが生きていて、さらにその内側の多くの部分は死んでいる細胞が積み重なっているのです。外に外に生きている部分が成長して大きくなっていきます。色が薄い辺材は水を通していて生きている細胞も残っていますが(水を通す導管は死んでいる細胞です)、色の濃い心材はすでに水を通す役目を終えた、全て死んでいる細胞なのです。芯材の細胞は水分が少なく腐りにくい物質が入っています。」

ということで、成長するためには、外側(外見)の樹皮のすぐ内側の部分が大切で、様々な気候や環境の変化に耐え忍ぶためには内側(中身)が大切というのが今の自分の答えになりました。

これって、人や企業に対しても当てはまると思いませんか?やはり、今を生きる上で外側(外見)を成長させ見栄えを良くしていく努力というのは大切だと思いますが、それだけでは足りない気がします。まずは、内側の色の濃い心材を腐りにくいように丈夫にしておいて外部の敵から護る必要があります。仮に長らく企業が成り立っていても少しずつでも中が虫に食われて空洞なら大きな風が吹いた途端に倒れてしまうこともあるからです。

なので、今の自分の正解は、内側(中身)の護りをしっかり固めたうえで、自分の成長のために外側(外見)を磨く、言い換えれば、基礎をしっかり固め、その上で自分の可能性を求めて見える部分を磨くということになるのでしょうか。これって自然の心理と言いますかどんなことにも当てはまることなのかもしれませんね。

今日も佳き日に
コーチミツル

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