見慣れた音符、休符、調号、コードネームが戻りました。師匠から贈られた楽譜が、再び『生きた楽譜』になった瞬間でした。

楽譜が元の姿で開いた
KousakuとKousaku Percussionを新PCへ正しくインストールし、Finaleを再起動しました。テスト用の楽譜を開くと、さっきまでのWingdingsによる表示崩れが消えていました。
音符も、休符も、調号も、コードネームも、そこにありました。『イケたっ!!!』。画面を見たとき、1年という長い間 諦めていたものが戻ってきたと感じました。
表示だけではなく、使えることを確認
ただ、見た目が戻っただけでは、復旧したとは言い切れません。音を再生し、懐かしいフレーズを聴き、実際に鳴ることを確認しました。印刷も試し、パート譜を紙に出せることを確認しました。別の古いファイルも開き、保存は元ファイルを残したまま別名で行うようにしました。
ここで忘れてならないのが古いファイルを新しいFinaleで開くと、アーティキュレーション配置を新方式へ更新するか尋ねられる場合があることです。完成済みの見た目を守りたいファイルでは、まず元ファイルを残し、テストコピーで違いを確かめるのが安全だと思います。
また、その後使い続け、楽譜を印刷してみての若干の気づきが出てきました。
完全に同じではない。でも、使える
新PCの英語版Finaleでは、スタッカートやアクセントなどのアーティキュレーションが、少し高い位置に表示されることがありました。
音符やコードは正常に表示され、音も鳴り、印刷もできる。
演奏や編集には十分使えます。
ただ、細かなレイアウトまで完全に以前と同じというわけではありません。
それでも、自分にとって大事だったのは、
「もう使えないと思っていた楽譜が、再び編集できる状態に戻った」
ということでした。
完全復旧ではない。
でも、
実用上は、十分に復旧した。
そう感じています。
PDFから、編集できる楽譜へ
一番うれしかったのは、Finaleというアプリが起動したことだけではありません。師匠から贈られた大切な楽譜が、再びFinaleの中で使えるようになったことです。
購入当時、たしか7万円ほどした高価なソフトが再び使えるようになった。そのことだけでも大きな喜びです。でも、今回取り戻したのはソフトの金額だけではありません。その中に残されていた大切な財産、これまでの時間、これから編集していける可能性でした。
PDFは完成した姿を保ってくれました。けれど、Finaleのファイルなら、自分の今の演奏に合わせてフレーズを変え、音を足し、削り、調整できます。昔いただいた楽譜が、再び『これからの楽譜』になりました。
今回うまくいったことは、個人の移行例
この結果は、私が正規に保有していたライセンスと旧PCの環境で行った移行の記録です。ライセンスの登録状態、Finaleの版、OS、楽譜で使われているフォントによって、必要な対応は変わります。
だからこそ、『誰でも同じ手順で必ず使える』とは言い切れません。ただ、諦める前に公式アカウントの登録状況を確認し、原本を守りながら一つずつ検証する価値はある。そのことは、自分の体験として伝えられます。
公式情報
公式に確認できる事実:
- MakeMusicは、登録済みFinale製品のダウンロードと、互換性のあるOS上での認証を『当面/予見可能な将来』継続すると案内しています。ただし、将来のOS変更で利用できなくなる可能性も明記しています。
- MI7は、Finale日本語版のライセンス認証などの業務を2025年8月25日で終了し、新規インストール後の日本語版認証はできないと案内しています。
- MI7はFinale英語版と日本語版を別製品と説明しています。
本シリーズでの認証成功やKousaku移行は筆者の個別体験です。正規ライセンスの保有、製品登録状態、版、OS、フォントの使用許諾などにより結果は異なります。本稿は法律相談ではなく、認証回避、クラック、インストーラー・シリアル番号・フォントファイルの配布を勧めるものではありません。
参照した公式ページ(2026年8月25日確認)
- MakeMusic『Finale Sunset FAQ』(2026年7月2日更新)
- MakeMusic『Moving Finale products to a new computer』(2025年6月16日更新)
- MakeMusic『Registering, Authorizing, and Deauthorizing Finale Notation Products』
- MI7『FinaleおよびPrintMusic日本語版サポート終了に関するご案内』
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
#Finale #楽譜 #トランペット #師匠 #音楽 #楽譜編集 #音楽活動 #挑戦 #復旧 #コーチミツル
Coach Mitsuruをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。