自然って素敵な言葉だと思うんです。
何かの目標を立ててそれに向かっているときに自然にその目標を達成できたとしたら素晴らしいことですよね。
自分はこの自然という言葉が大好きで、自然という言葉のついたものに興味をもちます。
例えば、自然奏法。以前もお話ししたことがあると思いますが、スイス在住のスウィングキッズの主宰木元大さんのトランペットの吹き方が自然奏法であり、力みのない唇の形で少しずつ自分の音域を広げていく奏法です。
自分の在り方もできるだけ自然にしたいと思っています。誰しもどうしても人の前では着飾る傾向がありますが、できるだけありのままの自分を出せるように、家でリラックスしているままの話し方で自分の想いが伝わると良いなあとも思っています。
さて、最近オーディブルのヘビーユーザーになりつつありますが、今日も聴いていたのが「奇跡のリンゴ」です。
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奇跡のリンゴとは、青森県に住む木村秋則さんが栽培した、農薬を一切使用せずに育てられたリンゴのことです。木村さんは何年もかけて農薬や化学肥料を使わない農法いわゆる自然農法を研究し、ついに完全無農薬のリンゴを育てることに成功しました。この努力と成功はまさに「奇跡」と呼ばれるにふさわしいもので、彼のリンゴは非常に希少で価値のあるものとなり、なかなか手に入らないそれこそ奇跡のリンゴとなっています。
この話は映画にもなっていますが、もしかしたらご存じの無い方もおられるかもしれませんが、今の農業は農薬や化学肥料は当たり前に使います。自分は家庭農園で農薬を使わないのでわかりますが、何も防御しないと葉物については虫食い状態になって穴だらけになります。一般的に市場に出ている野菜、もちろん、農家の方々は国の基準に従って消費者に影響がないように、食べるころには毒素が基準値以下になるように農薬を散布しています。これは個人的見解ですが、おそらく農薬を使っていない農家は少ないのではないかと思います。
さて、奇跡のリンゴの話の中ではリンゴ農家は必ず農薬を使われるとありました。
それが、当たり前で、農薬を使わずにリンゴができるわけがないと…。そういった環境で、唯一農薬を使わないリンゴ栽培に挑戦したのが木村秋則さんなのです。自然農法の最初の数年は、葉が落ちて、木が枯れる寸前まで行き、生活もできないくらいの状況になったようです。そんな苦境を乗り越え今では自然農法で唯一無二の奇跡のリンゴを作り続けられているとのこと。自分も、昨年ズッキーニを無農薬で栽培していましたが、雑草が気になり人間の都合で畑をきれいにしようと思い草刈りをした次の週、害虫にズッキーニが襲われて茎だけになり結局枯れてしまいました。おそらく、それまで害虫※から雑草がズッキーニを守ってくれていたんだなということが後からわかりました。※害虫という言い方も人間目線ですが(笑)
今年は、化学肥料も草刈りもなしで野菜作りをしてみたいと思います。
5.6年かかるかとは思いますが、少なくとも自分や家族が食べるものは安心して食べられるものができたらと思っています(量が少なくなるとは思いますが)。
まずは、木村秋則さんが最初に始められた土に有益な菌を作る大豆を畑や果樹の傍に育てたいと思っています。
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今日も佳き日に
コーチミツル