自分は昔から“新しもの好き”な方です。
最初にパソコンを触ったのは1980年代のNECの汎用PCで、まだフロッピーディスクが主流だった頃でした。
今のように直感的に使える環境ではなく、設定ひとつ変えるにもマニュアルを片手に、試行錯誤を繰り返していました。
それでも、画面が反応した瞬間の「解読できた!」という達成感は格別で、まるで暗号を読み解くように夢中になっていたのを覚えています。
今ではMac miniとDELLのWindowsを使い分けていますが、昔のように“とにかく新しいものを触ってみたい”というよりも、“必要だから”“知識として知っておきたいから”という理由で使うことが増えてきました。
AIの“はるさん”とのやり取りも、そんな自分の知的好奇心にぴったりです。
古いものにこそ宿る「変わらない良さ」
最近になって強く感じるのは、“古いけれど続いてきたものへの魅力”です。
ラフカディオ・ハーンの『日本の面影』を読んだとき、その思いはさらに深まりました。
ハーンは明治の日本を描写しながら、自然、暮らし、文化、人の姿――そのすべての「美」を残された言葉の中に閉じ込めています。
百年以上前の文章なのに、古びるどころか、読むほどに鮮やかに立ち上がってくる。
そこには、流行では説明しきれない「普遍的な日本の魅力」があるのだと思います。
和室に洋式テーブルと観葉植物。これも一つの“和モダン”
自分の家も古い家なのですが、その和室でZoom会議やオンラインセミナーを受けています。
畳の部屋に、洋式のテーブルと椅子。
さらに、これまで育ててきた観葉植物も置いています。
置く前は少し合わない組み合わせかと感じましたが、使ってみるととても心地よいのです。
とても居心地が良いので、今では、自分の作業机ではなく自分の視界には仏壇も見えるこの和モダンの部屋にいてご先祖さんに見守られながら毎日数時間過ごしています。(今ブログを書いているのもその部屋です。)
特徴としては、
- 和室の静けさと落ち着き
- 洋家具の機能性
- 観葉植物の生命力と癒し
これらが自然に調和していて、まさに“和モダン”と呼べる空間になっています。
古いものに新しい工夫を取り入れることで、暮らしは豊かに変わっていく――
そのことを実感しています。

な新しさと普遍、その両方を大切にしていく
新しいものは、未来へ向かう力をくれます。
古いものは、過去から受け継がれた知恵を教えてくれます。
どちらか一方が正しいわけではなく、
両方を調和させることで、“自分らしい選択”が生まれていくのだと思います。
ハーンが見つめた明治の日本の美しさ。
自分が暮らす古い家の温かみ。
そこに新しいテクノロジーや家具を組み合わせ、観葉植物を育てる時間。
こうした“変わらないもの”と“変わっていくもの”の重なりが、日々の暮らしをより味わい深くしてくれているのだと感じています。
これからも興味のアンテナを高くして、
新しいものにも、続いてきたものにも、
両方に心を開いて過ごしていきたいと思います。
あなたの身のまわりにある「古いけれど今も生きているもの」は何ですか?
そこに“新しい工夫”を加えるとしたら、どんな形になるでしょうか。
#新しもの好き #温故知新 #和モダン #ラフカディオハーン #日本の面影 #観葉植物のある暮らし #古民家 #WellLog