31.私は、人の力や可能性を引き出すことはできません

ブログ内容を朗読しています

色々なところでコーチングとは3大スキル(聴く、承認、質問)やフィードバックなどを通して相手の中にある力や可能性を「引き出す」という表現が使われています。

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ただ、私は、人の力や可能性を引き出すことはできません。

「え~?コーチなのに相手の力や可能性を引き出すことができないの?」って思われる方もおられるかもしれません。

実は数年前から、この「引き出す」という表現が自分にとってフィットしなくなってきまして、自分のホームページでもそうですが「探求」するという言葉を使っています。

コーチに対して何か指導を期待される方もいらっしゃることは事実ですが、

コーチに対して何か指導などを期待される方もいらっしゃることは事実ですが、基本的にコーチとクライアントは対等な立場であるため、「引き出す」という言葉が、自分が思うにだんだん上から目線からの言葉のように思えてきました。(もちろん希望をされれば助言や提案もしますが、それをどうするかはクライアントさんが決めます。)

なぜなら、力や可能性はクライアント自ら放つもので、コーチがその力や可能性を引っ張り出すものではないからです。

なぜなら、力や可能性はクライアント自ら放つもので、コーチがその力や可能性を引っ張り出すものではないからです。皆さんが素晴らしい花を咲かせるタネだとするならば、気温や湿度、栄養も含めて、一番良いタイミングで、自ら種の殻を破って根を出しそして小さな葉っぱを土の中から空に向かって伸ばす必要があります。それなのにコーチがそろそろ芽がでそうだからそれを引っ張り出したら芽が取れてしまうかもしれませんよね。もちろん同じ種のように見えても成長する早さや実は違うと思います。

なので、自分は、可能性がある相手と共に3大スキル(聴く、承認、質問)やフィードバックなどを通して一緒になってあなたを「探求」し、その可能性の芽を明確にし、行動を促し、大きく成長し、花が咲き、果実となるように心から協力させていただきます。

このブログが参考になれば幸いです。

今日も佳き日に
コーチミツル

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