643.一生青春、一生初心(挑戦をやめず、学ぶことをやめない)

「一生青春」という言葉があります。

そして、もう一つ。

「一生初心」という言葉もあります。

どちらも、いくつになっても若々しく、前向きに生きることを表しているように感じます。

でも、少し考えてみると、この二つは似ているようで、少し違います。

そして「一生初心」という言葉には、少し注意も必要ではないかと思いました。

一生青春は、挑戦をやめないこと

青春というと、10代や20代を思い浮かべるかもしれません。

でも、自分は青春とは年齢ではなく、

「まだやってみたいことがある状態」

なのではないかと思っています。

30年近く離れていたトランペットを、また吹き始めました。

今ではバンドで演奏し、師匠について習い、本番のステージにも立っています。

演技やナレーションにも挑戦しています。

自然栽培を始めれば、芽が出ただけで嬉しい。

知らないものを見つければ、実物を見てみたくなる。

ソフトやアプリに見慣れないボタンがあると、つい押して確かめたくなる(笑)。

「やってみたい」

「面白そう」

「もう少し知りたい」

そんな心の動きがある限り、青春は終わらないのかもしれません。

自分にとっての「一生青春」は、

挑戦をやめないこと。

そんな意味です。

では、一生初心とは何だろう

ここで少し引っかかったのが、「一生初心」という言葉です。

一生初心。

聞こえはいいのですが、

もしこれを、

「いつまでも初心者でいていい」

という意味で使うのなら、少し違う気がします。

経験を積んだのに、

「まだ初心者なので」

と責任を避ける。

失敗しても、

「まだ慣れていないから」

と言い続ける。

それでは「初心」が、都合のいい逃げ道になってしまいます。

自分が思う初心は、そういうことではありません。

初心と初心者は違う

初心者は、経験がまだ少ない人です。

でも初心は、経験を積んでも持ち続けることができます。

むしろ、経験を重ねた人ほど大切なのかもしれません。

トランペットでも、コーチングでも、演技でも、

続ければ続けるほど、

「まだ知らないことがある」

と感じます。

師匠から一言もらっただけで、

「ああ、そういうことだったのか」

と気づくことがあります。

経験が増えたからこそ、見える未熟さもあります。

だから「一生初心」は、

いつまでも未熟でいることではなく、

経験を積み、責任を引き受け、それでも学ぶ姿勢を失わないこと。

なのだと思います。

できることは増やす。

責任も持つ。

でも、

「もう分かった」

とは思わない。

それが、自分にとっての初心です。

青春は挑戦。初心は学び。

こう考えると、二つの違いが少し見えてきます。

一生青春は、挑戦をやめないこと。

一生初心は、学ぶことをやめないこと。

青春があるから、新しい一歩を踏み出せる。

初心があるから、経験にあぐらをかかずにいられる。

挑戦して、

うまくいったり、

失敗したり、

そこから学んで、

また次へ進む。

なんだか、これも螺旋のようです。

同じ場所に戻ったように見えても、以前の自分とは少し違う。

経験を持って初心に戻り、

そこから、また新しい挑戦へ向かう。

年齢を重ねても、始めていい

若い頃には、

「この年齢になったら、もっと落ち着いているだろう」

と思っていました。

ところが実際には、そうでもありません。

むしろ今の方が、

やってみたいことが増えているような気さえします。

もちろん、若い頃と同じではありません。

体力も変わります。

できないことも増えます。

でも、それと「やってみたい」は別です。

何歳になっても、

心が動けば、始めていい。

そして始めたなら、

少しずつ上手くなっていけばいい。

上手くなっても、

まだ学べると思っていればいい。

一生青春。

一生初心。

それは、

いつまでも若者でいることでも、

いつまでも初心者でいることでもない。

挑戦をやめず、学ぶことをやめない。

そんな生き方なのだと思います。

この言葉が、必要な人に、必要な時に、届きますように・・・

今日も佳き日に
コーチミツル

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