5.地元で注連縄づくりしました

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昨日、氏神さんの正月用注連縄(しめなわ)づくりをしました。

注連縄をどうやって作るかというと、稲を作っておられる農家さんからお米を収穫して残っている茎の部分を陰干した藁(わら)の束をいただきその藁の根本側にある柔らかで脆(もろ)い部分を取るところから始まります。


次の工程は、ローラーを使って鞣(なめ)す作業です。これにより藁の耐久性や柔軟性ができて、注連縄づくりをする作業性が増します。その後は藁の数を数えて束にする人、注連縄を綯(な)う人、藁をそろえて綯う人に渡す人、出来た注連縄へ下がり(注連縄に垂らしている部分)を作ったり、竹の器具を使って注連縄へ差し込んだり、最後にはさみを使って形を整えたりとそれぞれの得意分野を生かして分業しながら作業が進みます。

自分は、2人ペアでする注連縄を綯う係です。慣れない作業で最初やった時は手にマメができましたが、革製の手袋
をいただき、今はマメを気にすることなく作業ができるようになり、6本くらい(数えてない(笑))作りました。

これまでは注連縄づくりの師匠がおられ、その指導を仰ぎながら作業を進めていましたが、今年亡くなってしまい、今は我々の頭の中にある注連縄づくりのノウハウによって進むことから最初は作業を思い出すのにやっとでしたが身体はしっかりと覚えていて流れに乗り出すと余裕が出てきて政治・経済の話からたわいもない話まで笑いながら楽しく進んでいきます。

結局、朝の8時から昼休憩を挟んで昼の3時までの7時間でしたが注連縄のように地域の絆もしっかりと綯うことができたように思いました。

今回は藁についてお話ししましたが考えてみると日本人の文化と米(こめ)について気がついたことがありましたのでお伝えしようと思います。

今日も佳き日に
コーチミツル

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