
聖徳太子の十七条憲法の第7条には、
とても現実的な言葉が書かれています。
「人それぞれに役割がある」
原文では
人各任有り(ひとおのおのにんあり)
という表現です。
簡単に言えば、
人にはそれぞれ
向き・不向きがあり、
役割がある
という意味です。
人は同じではない
この条文を読んだとき、
自分はとても自然なことを言っているように感じました。
人はみんな違います。
得意なことも違えば、
興味のあることも違います。
それなのに社会では
ときどき
「みんな同じようにできるべきだ」
という空気が生まれることがあります。
しかし聖徳太子は
1400年前にすでに
人は同じではない
という前提で
社会を考えていたように感じます。
役割があるということ
役割という言葉は
ときに「縛り」に聞こえることもあります。
しかし自分はむしろ
役割があることは
安心でもある
と感じています。
例えばJAZZクインテットでもそうです。
トランペット
サックス
ドラム
ベースにピアノ
それぞれ役割があります。
全員がトランペットだったら
音楽は成立しません。(あ、そういう楽団もありますが…)
違う役割があるからこそ
全体が調和します。
社会も一つのアンサンブル
社会も同じなのかもしれません。
リーダーがいる
支える人がいる
現場で動く人がいる
調整する人がいる
それぞれの役割があって
社会は動いています。
どれが偉いという話ではなく
それぞれに意味がある。
自分は
この条文から
そんなメッセージを感じました。
自分の役割は何か
この条文は
国家の役人に向けた言葉と言われています。
しかし
現代の自分たちにとっても
静かに問いかけているように感じます。
自分の役割は何だろう。
何が向いているのだろう。
それを見つけることが
人生の一つのテーマなのかもしれません。
1400年前の言葉ですが、
とても現代的な問いを含んでいるように思いました。
この言葉が、必要な人に、必要な時に、届きますように・・・
今日も佳き日に
コーチミツル
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参考文献(必要最小限)
- 『日本書紀』
- 梅原猛『聖徳太子』
- 井沢元彦『逆説の日本史』