434.第4回【全5回シリーズ】自由の限界(合理と信頼のあいだで、自分はどう判断するか)ほっとする安心は、どこから来るのか


信頼が自由を支えている

海外旅行から帰ってきたとき、
空港に降り立った瞬間、
どこかほっとする感覚があります。

時間通りに動く電車。
整ったインフラ。
夜道を歩いても大きな不安がない。

水道の水が飲める。
落とした財布が戻ってくることがある。

これは当たり前ではありません。


安全と安心は「構造」の結果

日本は、安全で、
インフラが整い、
法が安定している国だと自分は感じています。

それは、誰か一人の善意で成り立っているのではありません。

多くの人が、
自分の役割を果たしている。

合理だけで動けば、
もっと自分の利益を優先することもできる。

けれど、

  • 約束を守る
  • 順番を守る
  • ルールを守る

この積み重ねが、
「信頼」という空気をつくっています。


強さは、安心の土台にもなる

第1回で触れた「強さ」。

政府が機能し、
法が安定し、
秩序が守られている。

これは、自由を縛るものではなく、
自由を安心して使うための土台です。

強くなりすぎることが問題なのではありません。

その強さが、
国民のために使われているかどうか。

一部の私利私欲に向いたときにこそ、
リバイアサンになります。

強さの“向き”が問われるのです。


信頼は一瞬では壊れない

信頼は、
ある日突然できるものではありません。

毎日の小さな選択の積み重ねです。

  • 赤信号で止まる
  • 列に並ぶ
  • 税を払う
  • 仕事をきちんとする

こうした行動の連鎖が、
「この社会は大丈夫だ」という感覚を生みます。

合理的経済人であっても、
長期的な安定は大きな利益です。

信頼は、
最大の公共財かもしれません。


自由は、信頼の上に立っている

自由とは、
何をしてもよい状態ではありません。

安心して選べる状態です。

そのためには、

  • ルールがあること
  • それが守られること
  • 逸脱が是正されること

が必要です。

信頼がなければ、
自由は不安になります。

信頼があれば、
自由は広がります。


自分はどう見るか

自分は、日本を
安全で安心できる国だと感じています。

だからこそ、

その信頼の土台がどう保たれているのか、
どう守られているのかを、
静かに見続ける姿勢も大切にしたい。

疑うためではなく、
守るために。

次回、最終回では、
6人で5つのお菓子の話に戻ります。

合理と全体最適をどう両立させるのか。
そして自分は、どう選ぶのか。


この言葉が、必要な人に、必要な時に、届きますように・・・
今日も佳き日に
コーチミツル

#自由の限界 #信頼 #秩序と自由 #安全安心 #公共経済学 #全体最適 #経済哲学 #コーチミツル

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