
信頼が自由を支えている
海外旅行から帰ってきたとき、
空港に降り立った瞬間、
どこかほっとする感覚があります。
時間通りに動く電車。
整ったインフラ。
夜道を歩いても大きな不安がない。
水道の水が飲める。
落とした財布が戻ってくることがある。
これは当たり前ではありません。
安全と安心は「構造」の結果
日本は、安全で、
インフラが整い、
法が安定している国だと自分は感じています。
それは、誰か一人の善意で成り立っているのではありません。
多くの人が、
自分の役割を果たしている。
合理だけで動けば、
もっと自分の利益を優先することもできる。
けれど、
- 約束を守る
- 順番を守る
- ルールを守る
この積み重ねが、
「信頼」という空気をつくっています。
強さは、安心の土台にもなる
第1回で触れた「強さ」。
政府が機能し、
法が安定し、
秩序が守られている。
これは、自由を縛るものではなく、
自由を安心して使うための土台です。
強くなりすぎることが問題なのではありません。
その強さが、
国民のために使われているかどうか。
一部の私利私欲に向いたときにこそ、
リバイアサンになります。
強さの“向き”が問われるのです。
信頼は一瞬では壊れない
信頼は、
ある日突然できるものではありません。
毎日の小さな選択の積み重ねです。
- 赤信号で止まる
- 列に並ぶ
- 税を払う
- 仕事をきちんとする
こうした行動の連鎖が、
「この社会は大丈夫だ」という感覚を生みます。
合理的経済人であっても、
長期的な安定は大きな利益です。
信頼は、
最大の公共財かもしれません。
自由は、信頼の上に立っている
自由とは、
何をしてもよい状態ではありません。
安心して選べる状態です。
そのためには、
- ルールがあること
- それが守られること
- 逸脱が是正されること
が必要です。
信頼がなければ、
自由は不安になります。
信頼があれば、
自由は広がります。
自分はどう見るか
自分は、日本を
安全で安心できる国だと感じています。
だからこそ、
その信頼の土台がどう保たれているのか、
どう守られているのかを、
静かに見続ける姿勢も大切にしたい。
疑うためではなく、
守るために。
次回、最終回では、
6人で5つのお菓子の話に戻ります。
合理と全体最適をどう両立させるのか。
そして自分は、どう選ぶのか。
この言葉が、必要な人に、必要な時に、届きますように・・・
今日も佳き日に
コーチミツル
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