
夏休みも終わりに近づいてきました。
宿題に追われながら机に向かっているお子さんを、そっと見守っている親御さんも多いのではないでしょうか。時には一緒に計算問題を手伝ったり、自由研究の題材にアドバイスをしたり…。そんな時間もまた、家族にとって大切な夏の思い出になります。
そして思い返せば、昭和の小学生だった自分も、親に「もう終わった?」と声をかけられながら、ギリギリになって必死に宿題を仕上げていました。毎日描く絵日記、算数ドリル、漢字ドリル、工作、自由研究…。今振り返ると、かなりの量がありましたね。
一方で、今の小学生の宿題は少し様子が変わってきています。
昭和と令和の宿題くらべ
- 昭和の宿題
- 毎日描く絵日記
- 算数ドリル
- 漢字ドリル
- 工作(親に手伝ってもらうことも)
- 自由研究(昆虫採集や植物観察など)
- 令和の宿題
- プリントやワークシートが中心
- タブレットでの課題提出も増えている
- 提出期限を1週間ごとに区切って出す形式
- 調べ学習にはインターネットを活用
👉 宿題の進み具合を直接チェックするのは先生ではなく、親の声かけが中心です。↓↓↓
【出典:ベネッセ教育情報サイト「夏休みの宿題どう取り組む? 親の関わり方」2024】。
昭和と令和で宿題の内容やスタイルは変わってきましたが、どんな時代でも変わらないのは「宿題にどう向き合うか」という子どもたちそれぞれの姿です。
コツコツ積み重ねる子もいれば、最後に一気に頑張る子、ひらめきで進める子、家族や友達と一緒に取り組む子…。
実はこの違いには、その子の性格や強みが表れているのです。
では、ここでちょっと診断をしてみましょう。
次の12問に答えると、あなたやお子さんがどんな「宿題タイプ」かが見えてきます。
宿題タイプ診断チェック(12問)
あてはまるものに ✔ をつけてください。
- わからないところはすぐ人に聞く方だ。
- 計画表を立てるのが好きだ。
- 宿題は親や友達と一緒にやると進む。
- 「気分がのったときにやればいい」と思うことがある。
- 宿題をするときに、急にアイデアがひらめくことがある。
- 追い込まれると、むしろやる気が出る。
- 宿題は毎日少しずつやるのが安心する。
- 宿題は夏休みの最後になってから一気にやることが多い。
- 自由研究や工作は、人とちがう工夫をしたくなる。
- 1日分の宿題が終わると「今日はよくやった!」と満足できる。
- 誰かと一緒だと「楽しいから続けられる」と思う。
- 「まあギリギリでも間に合うだろう」と心の中で計算している。
タイプ別診断結果とアドバイス( )内は、質問の番号
- 📝 コツコツ型(2・7・10)
- ⚡ 追い込み型(6・8・12)
- 💡 ひらめき追い込み型(4・5・9)
- 👫 お助け型(1・3・11)
📝 コツコツ型
- 強みを伸ばすには:毎日の小さな達成感を大切に。カレンダーにシールを貼ったり、終わったらスタンプを押したりすると楽しく続けられます。
- 気をつけること:予定外の用事で計画が崩れても「取り戻せばいい」と柔らかく考える練習を。
⚡ 追い込み型
- 強みを伸ばすには:集中力が発揮できる瞬間を大切に。タイマーで区切って「ここまでやる!」と短期勝負にすると力を発揮できます。
- 気をつけること:本当に間に合うかどうか、親と一緒に「逆算のスケジュール」を立ててみましょう。リスクを減らせます。
💡 ひらめき追い込み型
- 強みを伸ばすには:自由研究や創作系の宿題で大活躍。ひらめいたときにすぐメモしておくと、あとでまとめやすくなります。
- 気をつけること:気分が乗らないと手が止まりやすいので、取りかかる前に「ここだけやってみよう」と小さな区切りを作ると進めやすいです。
👫 お助け型
- 強みを伸ばすには:協力しながら取り組む力は将来のチームワークにもつながります。親や友達と役割分担して進めると楽しさ倍増。
- 気をつけること:人任せにならないように、「これは自分でやる」と決める課題も用意しておくとバランスがとれます。

ところで、今この診断をやっているみなさん
すでに追い込み時期に入ってますよ!(笑)
でも大丈夫。
この診断で「自分のタイプ」を知っておくと、宿題だけでなく、大人になってから仕事や大きな課題に取り組むときにもきっと役立ちます。
夏休みの宿題は「ただの課題」ではなく、
自分の取り組み方のクセを知る学びでもあります。
あなたはどのタイプでしたか?
そして、大人になった今なら、どのタイプで課題に取り組めるでしょうか。
今日も佳き日に
コーチミツル
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