
身近な植物の“知恵”を感じた瞬間
家の庭に植えてあるソテツは、雪の季節を迎えるたびに動くわけではありません。
長い年月をかけて、あたかも雪を避けるように、自然に軒下の方向へと成長していきました。
その様子は、まるで先を読んで安全な場所を選んでいるかのようで、不思議な感覚を覚えます。
このソテツについては、以前のブログにも記しました。
また、庭や畑で石蕗(ツワブキ)やさまざまな植物を見ていると、葉の形や向きが、雨露を根元へ流したり、太陽の光をたくさん受け取ったりするための工夫に見えます。
脳という器官はないのに、生きるために“あれこれ考えている”ように感じられるのです。
インスタで見た植物の不思議な姿
そんな時、Instagramで、植物がまるで“色を識別”しているかのように動いている動画を目にしました。
内容はこんな感じです。
- 特定の色の光に反応して成長の方向を変える
- 赤い光、青い光など、色ごとに反応の仕方が違う
- 光を受けた側だけでなく、反対側の細胞にも変化が伝わる
- まるで色を「見て」いるように見えるが、実際には光の波長を感知している
ChatGPT5君に聞いた、最新の植物研究
ChatGPT5君によると、最新研究では次のようなことがわかっています。
- 植物は光の色(波長)を識別できる光受容体を持ち、成長方向や葉の角度を変える
- 光だけでなく、接触、重力、温度、化学物質にも反応する
- 色の違いは、クロロフィルやアントシアニンなどの色素や、細胞内のシグナル伝達で判別
- この反応は非常に複雑で高度だが、人間のような“意識”や“思考”があるわけではない
- 科学的には「環境への適応反応」と説明されるが、その精密さは知性のようにも見える
考えている?反応している?
結論としては、科学的には「考えている」というより「反応している」とされます。
しかし、自分は植物を長く観察してきて、雪や雨、光や風に合わせて姿を変える様子に、どうしても“考えている”ような印象を受けます。
もしかすると、私たちが「考えている」と感じるのは、植物が環境に合わせて最適な選択をしているからかもしれません。
脳がないから思考していない、と言い切るよりも、「植物なりの方法で環境を読み取り、生き抜いている」と表現した方がしっくりきます。
あなたはどう思いますか?
植物は“考えている”のでしょうか、それとも“反応している”だけなのでしょうか。
今日も佳き日に
コーチミツル
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