最近タイムパフォーマンスという言葉をよく聞きます。
タイムパフォーマンスとは、費やした時間に対して得られた効果の割合(時間対効果)を意味する言葉ですが、「タイパ」と言われることも多いですね。
費やした費用に対する効果の割合(費用対効果)のコストパフォーマンスは良く使っていましたが「タイパ」については最近というか多分スマートフォンが普及し始めてから使われだしたように思います。電車やバスやレストランでスマホとにらめっこしている人も多いですよね。
これに似た言葉でタイムマネジメントという言葉もあります。
これは、時間の使い方を改善して業務効率や生産性を向上させるもので、スティーブン・R.コヴィーの7つの習慣の中にも緊急性と重要性で区分した時間管理のマトリクスという表現で説明されていて自分も仕事やプライベートを今でも優先順位を決めて行動しています。
話は元にかえりタイパですが、自分も大切なことだと思っています。というのも平均寿命から考えて自分は折り返しを超え、限りある人生なのでできればその時間を有意義に使いたいと思うからです。
ただ、このタイパですが、自分は使えるものと使えないもの(使いたくない)があるように思います。(自分の考えなので、違うと思われる方はごめんなさい)
例えば、情報や知識。これはタイパに最も合っているもので、効率よく情報を得たり、勉強したりする意味で、知りたい情報をAIを使って簡単に調べたり、YouTubeや映像を2倍速で見て知識を得るっていうのもタイパに合っていると思います。
一方で合わないものは何でしょうか?
その判断として、YouTubeや映像を何倍速で見たくないものが合わないものにあたると思います。例えば自分の大好きな黒田卓也さんのYouTubeや演奏を倍速で見たり聴いたりしたくはありません。なぜなら大好きな声のトーンや間合いなどが全く違うものになるからです。自分が思うに、しっかりとその趣を味わうような音楽や芸術、文学の分野は合っていないように思います。皆さんはどう思われますか。
先日のブログでいただきますとごちそうさまのことをお話ししました。
この食事についても、本当はタイパに合っていないものではないでしょうか。自分もそうですが、一人で食事をするときついついテレビを見ながら、新聞を読みながら、YouTubeを2.0倍速で見ながら食べる場面が少なからずあります。食べ物として命と気持ちをいただき自分の身体になる大切なものですのでしっかりと心して食べていこうと思います。
今日はタイムパフォーマンスについてお話ししました。
皆さんはどう思われますか?
今日も佳き日に
コーチミツル