
最初のパソコンはNEC CanBe
自分が最初に買ったパソコンは、Windows 95が入ったNECのCanBeでした。
今のように、買ってきてすぐにインターネットへつながる時代ではありません。
電話回線にモデムをつなぎ、通信するためのソフトを設定しなければなりませんでした。
通信速度は、記憶では1万数千bps。おそらく14.4kbpsほどだったと思います。
今から考えると、とてもゆっくりした通信です。それでも、家にいながら外の世界とつながることができました。
最初の頃は、メールを確認する程度だったと思います。
設定するだけでも難しかった
モデムの設定も、通信ソフトの設定も簡単ではありませんでした。
説明書を読みながら数字や項目を入力し、つながらなければ、また設定を見直します。
何が違っているのかも、よく分かりません。
パソコンは、思ったようには動いてくれませんでした。
その後、Mosaic(モザイク)というブラウザーを使うようになりました。これも、使えるようにするまでの設定に苦労した記憶があります。
今なら、ブラウザーのアイコンを押せば、すぐに世界中の情報が表示されます。
当時は、その入口までたどり着くこと自体が、一つの作業でした。
NBAのホームページが現れた
CanBeを買ってから1年ほどたった頃だったでしょうか。
Mosaicを使って、NBAのホームページを見ました。
アメリカのプロバスケットボールの情報が、自宅のパソコンの画面に表示されました。
画像が少しずつ現れるのを待ちながら、驚いたというより、嬉しかったことを覚えています。
遠いアメリカの情報が、電話回線を通って、自分の部屋まで届いている。
情報の内容だけではありません。
何度も設定をやり直し、ようやく自分の手でつなぐことができた。そのことも、嬉しさを大きくしていたのだと思います。
何台ものパソコンを使ってきた
その後の順番は、少し曖昧になっています。
Compaqのデスクトップを使い、その後もマウスコンピューターなど、しばらくはデスクトップ型を使っていました。
単身赴任になったときには、中古のSONY VAIOを買いました。
単身赴任が終わり実家へ戻ってからは、パソコン工房で部品をそろえ、自分でパソコンを組み立てたこともあります。
ところが、自分の知識不足からか電源の容量が足りず、使っている途中ですぐに落ちてしまいました。
東芝や富士通のパソコンも使い、ここ6、7年ほどはDellのパソコンを使っています。
通信回線も、モデムから、より速いモデムへ変わり、ADSLになり、今は光回線です。
不便だったから覚えている
昔の方がよかった、と言いたいわけではありません。
今のように、簡単に、速く、安定してつながる方が便利です。
ただ、昔は一つひとつ自分で設定しなければならなかったため、初めてつながったときのことを、今でも覚えています。
苦労そのものがよかったのではなく、分からないなりに試して、ようやく動いたときの手応えが残っているのでしょう。
モデムの接続音を待ちながら、画面にNBAのホームページが現れたあの日。
つながった。
それだけで、十分に嬉しい出来事でした。
この言葉が、必要な人に、必要な時に、届きますように・・・
今日も佳き日に
コーチミツル
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