
「カッコイイですね」「可愛いですね」
そんな褒め言葉をもらうと、やっぱり嬉しいものです。
最近では「イケメン」や「イケオジ」という言葉もすっかり定着し、見た目だけでなく、内面も含めて人を褒める場面が増えてきたように思います。
でも、その中でもどこか特別に感じる言葉があります。
それが——**「素敵な人」**です。
「素敵」の語源って?
「素敵(すてき)」という言葉は、明治時代頃から広まった比較的新しい言葉なのだそうです。
語源には諸説ありますが、「捨てておけないほど魅力的」「すてきれないほど心惹かれる」といった意味からきているとも言われているのだとか。
また、漢字の「素」は“飾らないありのまま”、“敵”は“かなわないほど”という意味があり、「ありのままでかなわない=自然体で魅力的な人」というニュアンスもあるそうです。
見た目の褒め言葉と「素敵」の違い
見た目を褒める言葉には、たとえば以下のようなものがあります。
- カッコイイ:スマートでスタイリッシュな印象
- 可愛い:親しみやすく、愛らしい雰囲気
- キレイ、美しい:整った容姿や透明感を持つ
- イケメン:顔立ちが良く、最近では性格も含む場合も
- イケオジ:年齢を重ねた大人の男性で、見た目と中身のバランスが魅力的な人
特に「イケメン」「イケオジ」は、**外見だけでなく、仕草や言葉づかい、人柄や生き方まで含めて“好感のもてる男性像”**を指すことが増えているようです。
そう考えると、「イケオジ」や「イケメン(中身込み)」という言葉は、かなり「素敵」に近づいているのかもしれませんね。
「素敵な人」に容姿は関係ある?
正直なところ、第一印象では見た目や清潔感などが“きっかけ”になることもあると思います。
でも、「素敵ですね」と言われる人は、それだけではありません。
- 笑顔が自然で、人の話をよく聴く
- 立ち振る舞いが落ち着いている
- 思いやりがあって、どこか余裕がある
- 自分の好きなことにまっすぐ向き合っている
そんな「にじみ出る魅力」が、その人の“素敵さ”を形づくっているのではないでしょうか。
素敵な人になるための3ステップは?
では、そんな「素敵な人」になるために、どんなことを意識すればよいのでしょうか?自分なりに、こんな3ステップを考えてみました。
① 自分の“好き”を大切にする
小さなことでいいので、自分がワクワクすることに正直に。自分を楽しむ人は、自然と魅力的に見えます。
② 周りの人の良さを見つける習慣を持つ
「素敵だな」と思う人は、人の良いところに気づく力があります。見つけたら、そっと言葉にしてみるだけで世界が変わります。
③ 言葉と行動を一致させる
優しい言葉も、行動がともなってこそ響きます。小さな誠実さの積み重ねが、やがて“信頼される人”になります。
「素敵ですね」と言われるおじさん、おじいちゃんでありたい
最近、自分はコーチングという仕事や、音楽(トランペット)という表現を通じて、人と深く関わる機会が増えてきました。
その中でよく感じるのは、「素敵だな」と思う人ほど、他人と比較せず、自分の軸で穏やかに生きているということ。
自分も、そんな風に“素敵ですね”と言われるおじさん、おじいちゃんでありたいと思っています。
派手さや流行じゃなくていい。
でも誰かの心に小さな灯りをともせるような、そんな存在でいたい。
あなたが最近「素敵だな」と思った人は、どんな人ですか?
そして、自分自身はどんな「素敵さ」を育てていきたいと思いますか?
今日も佳き日に
コーチミツル
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