135.「苗」と「種」から考える、育つってどういうこと?

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今年は“種”からの挑戦

今年の畑は、少しだけ新しい風が吹いています。

これまではホームセンターで元気な苗を買ってきて育てていましたが、

今年は思いきって、「種まき」から始めることにしました。

もちろん、無農薬・無肥料。

自然のリズムの中で、できるだけ野菜たちの力を信じながら育てています。

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苗から育てる安心感

苗は、すでにある程度育った状態で畑にやってきます。

最初からしっかりとした葉をつけていて、土に植えたあともスムーズに成長していきます。

見ていて安心感がありますし、「ちゃんと育ってくれるな」という頼もしさも。

これは、人にたとえると、ある程度整った環境や経験を持って新しい場所に飛び込んでいける人のような感じがします。

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種から育てるドキドキと愛おしさ

一方、種から育てるのはちょっとした冒険です。

芽が出るかどうか、ちゃんと育ってくれるかどうかもわかりません。

風や虫に負けてしまうこともありますし、見守る時間は長くなります。

でも、その分、少しずつ芽が出て、葉が開いていく様子は本当に愛おしい。

この土地で生まれ、この土地に根を張って育っていく姿には、特別な強さを感じます。

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どちらも正解。大切なのは“見守ること”

今のところ、苗の方が元気に育っているように見えます。

でも、種から育った野菜たちも、少しずつ確実に前に進んでいます。

もしかしたら、時間をかけてじっくり育った分だけ、

夏の終わりには、思ってもみなかったような実をつけてくれるかもしれません。

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答えは、夏のあとに

苗から育てるのか、種から育てるのか。

どちらがいいか、どちらが自分に合っているか、今はまだはっきりとは言えません。

でもこの夏のあいだ、畑と野菜たちと向き合いながら、

自分なりの答えをゆっくり探していこうと思います。

そして、秋の風が吹くころに、

「この育て方が好きだな」と素直に言えるような、そんな実りの時間になりますように。

今日も佳き日に

コーチミツル

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