ふとした奇跡
何気ない日常の中で、ふとした奇跡に出会うことがあります。
今日は、そんな小さな奇跡――四葉のクローバーについて、自分の経験をもとに心のままに綴ってみたいと思います。
ご存知のとおり、四葉のクローバーは、通常三つ葉のクローバーの中から、まれに生まれる特別な存在です。
自然界で四葉のクローバーが見つかる確率は、一般的におよそ1万分の1ともいわれています(アメリカ自然史博物館より)。めちゃめちゃ確率低い(笑)
この希少性から、古くから四葉は”「幸福の象徴」”とされてきました。
それぞれの葉には、それぞれ素敵な意味が込められていると伝えられています。どれが1枚目かはわかりませんが(笑)、
- 1枚目は「希望」
- 2枚目は「信仰」
- 3枚目は「愛情」
- 4枚目は「幸福」
中世ヨーロッパでは、四葉を持つことが「悪運を防ぎ、幸運を呼び込む」と信じられ、
特にケルト民族の間では、精霊と繋がる力を持つ植物とも言われていました。

四葉のクローバーの歴史と意味
人はなぜ、四葉に特別な意味を感じるのでしょうか。
心理学の観点では、”「希少なものに価値を感じる」”という性質が働いているとも言われています(希少性の原理/社会心理学より)。
数が少ないものほど、人は自然に惹かれてしまうのでしょうね。
また、四葉のクローバーは自然界の「不完全な完全」――ほんの小さな異変の中に、美しさを見出す象徴でもあります。
完全でないからこそ、美しい。
そんなメッセージを、四葉のクローバーはそっと私たちに教えてくれているのかもしれません。
子どもの頃の思い出と、最近の気づき
自分も、小さな頃は姉と時々草むらにしゃがみこんで、夢中で四葉を探していました。
あの頃は、時間を忘れて、ただ「今この瞬間」だけを過ごしていたように思います。
大人になった今、忙しい毎日の中で、あの頃のような「心の余裕」をいつの間にか置き忘れていたことに気づきました。
そんな中で、最近マイコーチの勧めで手に取った本――『自分に嫌われない生き方』の表紙に四葉のクローバーを見つけたのです。
さらに、森沢明夫さんの小説『美味しくて泣く時』や『青森ドロップキッカーズ』の物語の大切な場面でも、四葉が準主役級に登場していました。
重なる偶然に、これは「探してごらん」という小さなサインかもしれないと感じ、行動に移しました。
あきらめかけたときに、そっと現れた奇跡
仕事帰りの夕方、家の裏の畑で、四葉探しをしてみることにしたのです。
畑と言いますか、雑草だらけの元畑には、かなりの範囲でクローバーが自生していたので絶対に見つかるはずと手元が見えなくなるまで30分ほど探しましたが、結局見つかりませんでした。
少しがっかりしながら、「まあ、そんなものだよね」と自分をなぐさめた今朝のこと
玄関先で雑草を抜こうとしたときに、ふと視線を落とすと、30cm四方にクローバーが広がっていました。
抜いたついでにひとつひとつ葉を見ていくと、なんとすぐ四葉のクローバーを見つけることができたのです。それも2つも‼︎何気ない奇跡の贈り物にビックリしました。
その後に訪れた病院の調剤薬局、改めて看板を見てみると「クローバー薬局」という名前だったことにも、驚きと嬉しさが込み上げました。
この現象は、心理学者カール・ユングが提唱した「シンクロニシティ(意味ある偶然の一致)」を思わせるものでした。
必要なタイミングで、必要なメッセージが、そっと届けられたのかもしれません。
四葉のクローバーを見つけるコツ
今日は久しぶりに四葉のクローバーを見つけましたが、探すときに大切なコツがあることに気がつきました。
①目線を広くやさしく持つこと
一点をぎゅっと見つめるよりも、ぼんやりと全体を眺めるほうが、自然に違和感を感じ取ることができます。
②形の違いに気づくこと(当たり前ですが)
四葉は、三つ葉に比べて少しだけバランスが違います。その微妙な「ちがうかも」を、柔らかな感覚で受け止めてみてください。
③探すことに力を入れすぎないこと
「見つけなきゃ」と焦るよりも、「出会えたら嬉しいな」と思うくらいがちょうどいいのです。
これは、人間の集中力にも関係しています。
過度な集中は、かえって視野を狭めるという研究もあり(アメリカ心理学会 APA発表)、リラックスした状態のほうが新しい情報をキャッチしやすくなるそうです。
これから訪れるかもしれない、やさしい奇跡
立て続けに現れた四葉のクローバーを通して、私は小さな確信を得ました。
思いがけない素敵な出会いが、そっと私のもとに訪れるかもしれないこと。
努力してきたことが、思わぬ形で実を結んでくれるかもしれないこと。
誰かに贈った優しさが、めぐりめぐって自分に戻ってくるかもしれないこと。
今は、そんなやさしい未来を、静かに楽しみにしていようと思います。来るかなぁ(笑)
四葉のクローバーに教わったこと
それは、「焦らず、今をやさしく生きること」です。
幸せは、力いっぱい探しに行かなくても、ふとした瞬間に、足元で微笑んでいるのかもしれません。
今日も、肩の力をふっと抜いて。
自分らしいリズムで、のんびり歩いていこうと思います。
あなたにも、今日、小さな奇跡が訪れますように。
今日も佳き日に
コーチミツル
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