人生の中で「ここが転機なのかな?」と思う瞬間ってありますよね。
でも実際にそれが本当に転機なのかは、なかなか分からないものです。
自分もこれまで大きな転職はしていません。
コーチングやファイナンシャルプランニング、終活アドバイザーなど資格はいくつか持っているけれど、「よし、独り立ちだ!」と仕事をきっぱり辞める勇気までは出せていません。
コンフォートゾーンの心地よさ
今の自分はきっと「コンフォートゾーン」にいるんだと思います。
安心できて、居心地のよい場所。大きな不満さえなければ、このままでもやっていける安心感があります。
でも心のどこかで「このままでいいのかな?」と思うこともあります。
ここで少し、コンフォートゾーン、ラーニングゾーン、パニックゾーンについて解説してみます。
コンフォートゾーン、ラーニングゾーン、パニックゾーンとは?
コンフォートゾーン(Comfort Zone)
- 安心・安定していて居心地のいい場所。
- 不安や緊張が少なく、慣れた環境で落ち着いて過ごせる。
- ただし、成長や新しい発見は少ない。
ラーニングゾーン(Learning Zone)
- コンフォートゾーンの外側にある「挑戦と学び」の領域。
- 少しの不安や緊張があるが、その分成長のきっかけになる。
- 新しいスキルや経験を身につけるのに適した場所。
パニックゾーン(Panic Zone)
- 不安や恐怖が強すぎて、冷静に行動できない領域。
- 無理をすると力を発揮できず、逆に挫折感や消耗につながりやすい。
- 成長のためには、なるべく避けたいゾーン。
ラーニングゾーンの一歩
挑戦や学びが生まれるのは「ラーニングゾーン」。
少しの不安や緊張はあるけれど、その先には新しい自分との出会いがあります。
ただ、無理をしすぎて「パニックゾーン」に飛び込んでしまうと疲れてしまうことも。
だから「いま自分はどこにいるのか」を意識するのが大切なんだと思います。
ファーストペンギンに重ねてみると
群れの中から一番に海に飛び込む「ファーストペンギン」。
この行動をゾーンに当てはめると、2つの見方があります。
- コンフォートゾーン → ラーニングゾーン
安心できる場所から外に出て、勇気を持って挑戦する。 - ラーニングゾーン → パニックゾーン
餌もあれば天敵もいる、本当に危険な場所へ。だからこそ仲間を導く存在になる。
どちらにしても、飛び込む姿には大きな勇気があって、それが周りの道しるべになります。
人生の最後に振り返ったとき
ふと思うんです。人生の終わりに近づいたとき、「自分はやり切った」と言えるかな?
挑戦していないわけじゃないし、学んだり新しいことに取り組んできた実感もあります。
それでも「これで十分」とはまだ言い切れない気がします。
きっとまだまだ、やれることがある。
挑戦し続けていれば、その先に新しい「海」が見えてくるんじゃないかな。
そう考えると、挑戦し続けること自体が、すでに意味のあることなのかもしれません。
あなたへの問いかけ
あなたはいま、どのゾーンにいると思いますか?
コンフォートゾーンでしょうか? それともラーニングゾーン?
そして、挑戦を続けている先に見えてくる「海」へ――あなたは飛び込んでみたいですか?

今日も佳き日に
コーチミツル
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