最近は、自分の誕生日をひっそり過ごすことが増えました…。
「もう年を取りたくないなぁ」なんて思ったりして…。
でも、よくよく考えてみると ― 誕生日ってやっぱり “おめでたい日” なんですよね。
(ケーキが食べられる、美味しいお酒が飲める日、という意味でも大事です!笑)
「その人がいてくれて嬉しい日」
オーディブルで聴いている『准教授 高槻彰良の推察』のなかで、高槻先生が幼馴染のけんちゃんにこんな言葉を話していました。
「その人がこの世にいてくれて嬉しいなあと伝えられる日だ」
あぁ、なんて素敵な言葉でしょう。そんな風に思っていてくれたら、
年齢を数えるだけのイベントじゃなくて、
「いてくれてありがとう」と言えるチャンスなんだと思ったら、
ちょっと誕生日の見え方が変わりませんか?
感謝を思い出す日でもある
知り合いはこう言っていました。
「誕生日は親に感謝する日でもあるよ」
たしかに、自分は一人で生まれてきたわけじゃない。
お腹を痛めて産んでくれた人がいて、支えてくれた人がいて、今ここにいる。
だから、ケーキをほおばりながら「ありがとう」と思う ― それだけで立派なお祝いです。
(もちろん、ありがとうを言い訳にケーキをもう一切れ食べるのもアリです。笑)
日本の「数え年」から見えること
日本では昔、誕生日よりも「数え年」で年齢を数えていました→ 212.数え年って今も使ってる? (命のはじまりと、年齢のやさしい数え方)。
生まれた瞬間に1歳、そしてお正月を迎えるとみんな一斉に年を取る。
これってすごく一体感あると思いませんかか?
「おめでとう!今日からみんなで年取ろう!」というお正月。
なんだか“命をまとめて祝う文化”って感じで、素敵ですよね。
単純に「おめでとう」でいい
誕生日の意味や歴史を深く考えるのも面白いけれど、
結局のところ一番大事なのはシンプルな気持ち。
- 生きてここにいることを喜ぶ
- いてくれてありがとうを伝える
- ケーキがあってもなくても「おめでとう」で十分
あまり難しく考えずに、ただ「おめでとう」と笑顔で言えれば、
それだけで最高の誕生日になるんじゃないかなと思います。

問いかけ
あなたは最近、自分や大切な人の誕生日にどんな「おめでとう」を伝えましたか?
あなた自身の誕生日の時に、どうしてもらうと最高にうれしいですか?
(やっぱりケーキ丸ごと一台? それとも静かに「おめでとう」の一言?)
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