「悔しいから」「ライバルに負けたくないから」「誰かに喜んでもらいたいから」…。
人が頑張る理由は、一人ひとり違いますよね。
自分は会社に入ってから初心者でバレーを始めました。
経験者が多いチームだったので、最初は笑われることも多く、恥ずかしい思いも少なからずしました。
それでも基礎を大切にしながら、自分たちより強い社外チームと練習試合を重ねていきました。
数年かかりましたが、キャプテンとして臨んだ大会でようやく優勝。
試合終了の瞬間、張っていた気持ちが緩んで、自然と涙が出ていました。
そのときに感じたのは、モチベーションの力が自分をここまで支えてくれたということでした。
モチベーションの種類と特徴
1. 悔しさ型(ネガティブを力に変える)
- 特徴:失敗や敗北をきっかけに頑張れる。
- 長所:短期的な爆発力がある。
- 短所:悔しさが和らぐと続けにくい。
2. 達成型(ゴールを目指す力)
- 特徴:優勝や合格など、明確な目標に向かって動ける。
- 長所:集中力を高めやすい。
- 短所:達成後に気持ちが途切れることもある。
3. 成長型(昨日の自分を超える力)
- 特徴:他人ではなく自分の成長を基準にできる。
- 長所:小さな進歩を積み重ねられる。
- 短所:成果が見えにくいと不安になりやすい。
4. 貢献型(誰かのために頑張る力)
- 特徴:仲間や家族のために力を出せる。
- 長所:一人では出せない持続力が生まれる。
- 短所:人に合わせすぎると疲れてしまうこともある。
5. ライバル視型(比較から力を得る)
- 特徴:ライバルを意識して「負けたくない」と努力する。
- 長所:実力を一気に引き上げられる。自分の場合、強い相手との練習試合がこの力を育ててくれた。
- 短所:比べすぎると苦しくなったり、ライバルがいなくなると燃料を失いやすい。
振り返ってみて
自分のバレー部での経験は、最初は「悔しさ型」と「ライバル視型」が大きな原動力でした。
「次こそは勝ちたい」「強い相手に追いつきたい」という気持ちが練習に向かわせてくれました。
しかし続けていくうちに、「仲間と一緒に勝ちたい」という貢献型が強くなり、キャプテンとして優勝できたときの涙は、その気持ちの象徴だったと思います。

まとめ
モチベーションにはいろんな種類があって、それぞれに長所と短所があります。
どれが正しいというよりも、その時々で自分の中のモチベーションが自然に変わっていくのだと感じています。
「自分はいま、どんなモチベーションで動いているのか」。
それを意識するだけで、頑張るエネルギーの源が見えやすくなるのではないでしょうか。
あなたはいま、どんなモチベーションに支えられて頑張っていますか?
今日も佳き日に
コーチミツル
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